東京の酒蔵めぐり 旅日記 その①(拝島:石川酒造)
令和2年(2020年)8月24日~26日
記録:令和6年1月
takachan
(24日)新型コロナ禍による緊急事態宣言が今年(2020年)4月に出されて以来、国内旅行をするにしても「県をまたいでの移動」の自粛が求められているという状況だ。そんな中で東京を出ないでも行けるような避暑地(?)は無いものだろうか・・と考えて、家内と選んだのは昨年行ったばかりの「奥多摩」。
「奥多摩」といえば、会社の「山岳会」の日帰り山行で行った「三頭山」や「御岳山」といった山々がある馴染みのエリアだ。同じ東京と言っても、西に拡がる「奥多摩」には実に豊かな自然がある。
昨年はJR青梅線の奥多摩駅を中心としたエリアに行ったので、今年は同じ青梅線沿いの中でも、少し東京寄りの地域に眼をむけた。
そんな折、BS-TBSの「吉田 類の酒場放浪記」で 青梅線沢井駅にある酒蔵「小澤酒造」が紹介されているのを見て「これだ!」と思った。多摩川の清流沿いにある食事処もなかなか魅力的だ。(クリック⬇️)
調べてみると東京には23区に1社、多摩地域に8社の蔵元が存在する。今回はその中から小澤酒造をはじめいくつかの蔵元を訪ねる旅というのも良いじゃないか、ということになった。
早速小澤酒造に電話して「醸造所の見学は可能ですか?」とたずねると「新型コロナ禍で醸造所の見学は中止しており残念ながら出来ませんが、併設のレストラン施設や博物館は営業しておりますので是非お越しください」とのこと。「東京の酒蔵めぐり」の旅の 出発だ。(東京の酒蔵一覧 クリック⬇️)
新宿からJR中央線に乗車、最初に下車するのは拝島駅。ここからは歩いて10数分のところに「石川酒造」の醸造所がある。この蔵元のお酒は我々にもおなじみの「多満自慢」だ。
到着した酒蔵の建物には「登録有形文化財」の表示、黒塀と白壁に囲まれた、いかにもという感じの醸造所だ。この建物群を見ただけで、東京に居ながらにして「非日常」の「異空間」に来たという感覚を覚える。
4000坪という醸造所の敷地内には、石川家の住まいや古い井戸などのほかに、史料館やレストラン施設もあって営業中だ。
醸造施設としては、日本酒のほかに「多摩の恵」という銘柄の地ビールの醸造所もあって稼働している。 中には入れないがガラス越しに見学させていただく。
ちょうどお腹もすいてきたところでレストラン「福生のビール小屋」に入り「多摩の恵」で乾杯!パスタとピザの昼食をいただく。なかなか美味しい!
石川家の趣味なのか、赤いスバル360が入口に駐車してある。ナンバープレート付きでまだ現役だ。久しぶりに見た。店内にもスバルのミニカーがたくさん飾ってある。
食後にとなりの史料館を見学させていただく。古い酒造りの写真や道具類、歴代の商標ラベルなどが展示されている。酒好きの身としてはなかなかに興味深い。
直売店「酒世羅」をチョッとのぞいてから、黒塀と白壁で囲まれた敷地の周りをめぐって拝島駅方面へもどる。
拝島駅からは青梅駅で青梅線に乗り換えて、宿のある石神前駅へ向かう。
(参考)石川酒造ホームページ(クリック⬇️)
現在(2024)では酒蔵の見学も可能になっています。ホームページから申込み可能です。
つづく、次回その②(石神前:おくたま路)
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