令和5年10月30日~11月3日
記録:令和5年11月
takachan
(10月30日)
新型コロナ禍もようやく終息へ向かい、今年こそ念願の海外旅行の復活だ!ということで家内と計画したのがオーストラリアはメルボルンへの旅だ。初めての南半球への旅行でもある。
オーストラリアのどこの都市へ行こうか?と思案して、今回はあまり移動せずに一か所をじっくり回りたいね・・・ということになり、某大手商社でオーストラリアに駐在経験のある友人のAZ氏に相談したところ「それは文句なくメルボルンだね」という。
同氏の駐在先がメルボルンだったこともあるが「シドニーが東京だとすれば、メルボルンは京都だね」 「歴史ある古い建物と、新しい建築群が見事に調和した美しい都市だ」「緑も豊かだしとても過ごしやすいよ」とのアドバイス。
「街歩き」を特に楽しみたいtakachanとしては「その言葉に乗った」という次第。特に今回のツアーの最終日に設定された自由行動の一日については、 歩くルートの具体的候補を同氏から複数あげてもらった。まさに感謝、感謝である。
さて今回の旅の出発点は羽田空港だ。新しくできた国際線用の空港第3ターミナルに夕方到着。このターミナルも実は完成後に襲ってきた新型コロナ禍の影響で、しばらくの間閑古鳥が鳴く状態だった由。ようやく稼働し始めたというところだが、まだまだ新型コロナ禍以前の賑わいにはほど遠い状態のようだ。
今回のツアー会社クラブツーリズムの添乗員のKAYOさんにお会いし、チェックインカウンターへ向かう。今回のツアーの人数は13人だ。オーストラリア🇦🇺ドルへの両替は5000円分くらいで十分でしょう、とKAYOさん。1🇦🇺ドル🟰95円(10月30日現在) メルボルンではカード決済が殆どになるだろうとのこと。発券〜荷物預け〜手荷物検査〜パスポートチェック(自動、顔写真)と、かなりの部分が自動化されたシステムにビックリ。しばらく行かない間にこうなっていたのか。新しく取り直したパスポートにも スタンプが押されることはなかった。 ちょっと何か物足りなさを感じてしまったのは感覚が古いのか?
免税店街〜141番ゲートへ。今回の航空会社カンタス航空QF80便に搭乗するまでビール🍺とリンゴジュース🍎🍹で乾杯!
21時5分発(30分遅れ)Airbus330-300で羽田を離陸。窓際の席から東京湾の夜景をスマホでショット。きれいに映る。まったく最新スマホのカメラ性能には恐れ入る。持参した愛用のミラーレス一眼レフカメラも顔負けだ。
機内食のサービスが始まる。家内いわく「欧米系ではカンタスが一番美味しい」という評判のメニューだ。
ポーク、チキン、ベジタリアン用の3種類。今回はチキンに。確かに美味しい!「お飲み物は?」「ホワイトワイン、プリーズ」・・・すると「ピノグリorシャルドネ?」ときた。「シャルドネ!」ブドウの種類まで聞かれてビックリ。
家内は「レッドワイン🍷」「ピノノワールorカベルネソービニヨン?」「カベルネ!プリーズ」・・・。ということで「乾杯!!」 美味しい!(実は家内はほとんど酒を飲めない体質なので、結果takachanが両方いただくことに・・・)
そう、オーストラリアはワインが美味しい国としても有名なのだ。今回のツアーでも有名ワイナリーめぐり(試飲付き)が組まれている。
10時間の空の旅、就寝前にはいつも持参するMDウォークマン(古いね!)でリッスンタイム。曲はオールディーズのサーフィンサウンド(これも古い!)から・・・。そういえば今年はベンチャーズが来日しなかったな、、、しばし就寝タイム・・・・・・。
懐かしのサウンドから、シャンティーズ パイプライン(1963)・・・、
もう1曲 ベンチャーズ、十番街の殺人(1965)・・・、(takachanは、中学生時代)
(ベンチャーズ:オリジナルメンバーは既にいないが、メンバーを代えて今もサウンドが引き継がれている)
オーストラリア近くへ飛んできたあたりで、窓(のブラインド)を開けて(東の空を)見た「夜明け前の輝く星✨」と、「朝焼け」のショット。どちらもバッチリ撮れた!
*東の空のこの星✨は「金星」!? (ネット検索:2023.7ころまで「宵の明星」として西の空に見えていた金星は、8.12に内合(金星が地球と太陽の間にある状態)を迎えた後は東の空に移り、「明けの明星」として輝いています。特に10~11月ころには日の出1時間前の高さが30度を超えているので見やすいでしょう。)、、、ジェット機の高度は12.000m
長いフライトもようやく目的地に近づく。朝の日本との時差は➕2時間。朝食のサービス、オムレツ&アップル🍎ジュース🍹。
眼下にはオーストラリア大陸ののっぺりとした緑の大地と、小さい池が多数見える。まるででっかいゴルフ場のようにも見える。・・・・・
スムーズに着陸。お疲れ様。入国審査もほぼ自動、やはりスタンプはなし。そういえば苦労して取得したETA(入国ビザ)がチェックされなかったのには拍子抜け。(おそらくパスポート情報の中に、ETA取得済とデジタル的にインプットされていたのでは)
(10月31日)
現地ガイドのHIDE子さん登場。
HIDE子さんはメルボルン在住35年、ご主人はポーランド系のオーストラリア人とのこと。明るくテキパキとした美人だ。
メルボルンは人口268万人、シドニーを抜いたとのこと。ただしオーストラリア🇦🇺の首都はキャンベラ。張り合う両都市のどちらかを首都にはしなかったという配慮があったとか。
運転手はジェイムスさん、よろしく(拍手) お住まいは約1Hの郊外とのこと。ハイウェイは80〜100km制限。
メルボルンの中心市街地に入った。緑と白と黄にきれいにカラーリングされたトラムとすれ違う。いよいよメルボルン市内観光の始りだ。
*物語オーストラリアの歴史(武田いさみ、永野隆行共著:中公新書)より・・・・南半球の大陸オーストラリア。18世紀後半以降、英国の植民地としてヨーロッパから移民を迎え、金鉱開発と羊毛貿易によって成長し1901年に建国。当初の白豪主義を戦後に転換してアジア諸国と結びつき、21世紀は多民族国家として存在感を示している。(同書解説文より)
*おまけ:昨日(11/29)新国立競技場でサッカーAFCアジアチャンピオンズリーグ ヴァンフォーレ甲府 vs メルボルン・シティのゲームを、AZ氏と観戦してきました。結果は3-3の引き分け。15,000人を超えるヴァンフォーレファンの中で、ひそかにメルボルンも応援していたtakachanとしてはベストな結果、なかなかの好ゲームでした。甲府にも1次リーグ突破の可能性が残りましたし・・・。メインスタンドから望遠レンズで撮った(たまたま)甲府の得点シーン(1点目)です。
つづく、次回その②(メルボルンⅡ)
これまでの旅行記も、是非ご覧ください。
タイ旅行記(1997)
イタリア旅行記(2002)
韓国旅行記(2003)
香港旅行記(2004)付香港出張記(1982)
スペイン旅行記(2013)
箱根旅行記(2021)
青森旅行記(2023)
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