奥多摩 旅日記 その⑤(昭和の街 青梅)
令和元年(2019年)8月29日~31日
記録:令和6年(2024年)4月
takachan
(8月31日)
朝は渓流のせせらぎの音で目覚め、またまた美味しい朝食をいただく。
今日は青梅の街に出て、散策をすることに。はとのす荘をチェックアウトして青梅線に乗車、青梅駅へ。
青梅は「昭和の街」と称していろいろな仕掛けが用意されているとのこと。駅の通路にはさっそく懐かしい映画のポスター・シーンが描かれている。「ぽっぽや(鉄道員)」「終着駅」といったポスターだ。なるほど我々世代の郷愁をさそう効果満点という感じだ。
まずは最初に、タクシーに乗って「青梅市立美術館」に行ってみることにする。
会社時代の上司(専務)がよく「これは内緒だけれども・・・、出張に行った時には(時間を作って)その地域の美術館に行ってみることを奨めるね」「意外にも素晴らしい展示に当たって、その地域のことが良くわかったり・・・副産物があるもんだ」と言っていたのが頭にあって、出張ではないけどそのマネをしてみようかなという動機だ。
ちょうどやっていた展覧会は、「中島 潔」のメルヘンチックな絵の展覧会。この地域の出身というわけではないが(中島 潔は佐賀県出身)思いがけず素晴らしい絵の数々を観ることができた。
美術館にはしゃれた喫茶スペースがあったり、また何といってもベランダから見える多摩川 中流のゆったりとした流れの眺望が素晴らしい。
美術館より駅前にもどり、いよいよ街の散策だ。
駅前の道から青梅街道にかけては様々なテーマの展示館や、店舗スペースなどが展開されている。 「昭和レトロ商品博物館」「昭和幻燈館」「青梅赤塚不二夫会館」、、これはじっくりと観る価値ありだ。
*青梅赤塚不二夫会館:平成12年(2003年)10月に青梅市住江町商店街振興組合が開設。天才バカボンやおそ松くんなどのキャラクター人形や赤塚氏の写真などを展示して赤塚不二夫の魅力を発信してきた。2020年に発生した新型コロナ禍による外出自粛要請などを受け、建物が老朽化したこともあって同年3月おしまれつつ閉館した。
この旅行で撮った写真は貴重な記録ともなった。
*トキワ荘:東京都豊島区南長崎三丁目、昭和27年(1952年)から昭和57年(1982年)にかけて存在した木造二階建てアパート。手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら著名な漫画家が居住していたことで知られ「漫画の聖地」となったことから、豊島区によって復元施設「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」が建設された。(ウィキペディア)
おまけに、、これでいいのだ
おそまつくんも、、
つづいて、となりの「昭和レトロ商品博物館」へ・・・。
つづく、次回その⑥(昭和の街 青梅Ⅱ)
takachan