令和元年(2019年)8月29日~31日
記録:令和6年(2024年)4月
takachan
(8月29日)
元号が令和にかわって最初の年(2019年)の旅行は、東京の奥多摩へ。
奥多摩といってもエリアは広く、その中から今回家内と選んだポイントは鳩ノ巣渓谷と、日原の鍾乳洞をめぐるコースだ。
東京都内とはいえ奥多摩には豊富な自然がある。会社の山岳会に所属していた時には、青梅線や五日市線の沿線から行ける奥多摩の山々に日帰り山行を楽しんだ馴染みのある地域だ。
立川駅で中央線から青梅線に乗り換えて、鳩ノ巣駅で下車。鳩ノ巣駅の木造の駅舎はなかなか風情がある。
今日明日と宿泊予定の「はとのす荘」へ向かう前に、まずは昼めしタイム。駅前から国道(青梅街道)側へおりたところに「釜めし」の看板を出した食堂をみつけ迷わずそこに入る。
ビールで乾杯して、山菜釜めしと山女魚の塩焼き定食をいただく。美味い!
国道(青梅街道)の鳩ノ巣トンネルの手前を左へ行くと、そこに「はとのす荘」がある。
「はとのす荘」は新しくてモダンな門構えの宿だ。 内部も清潔で気持ちが良い。
チェックインタイム前なので、荷物をフロントに預けてさっそく渓谷に降りてみることに・・・。
整備された坂道を降りていくと、渓谷をまたぐ吊り橋(鳩ノ巣小橋)に行きつく。橋のたもとには、こじゃれた山小屋風の茶屋。
吊り橋からの眺めはなかなかの絶景だ。東京の奥にこのような自然に囲まれた風景があることが素直にうれしい。
吊り橋を渡ってから多摩川の右岸を上流にむかって 歩いていく。鳩ノ巣渓谷の散策開始だ。
途中あずまや風の休憩所でひと休み。
このあたりの杉林は定期的な間伐をして、しっかり メンテナンスをされている。川の瀬音と蝉の声のほかは、音のない静寂のなかを歩いてゆく。
白丸湖の白丸ダムに行き当たる。このダムは小ぶりながらも重要な発電所でもある。
上流側にあたる深い緑色の湖水と、ダムのコンクリート壁の下の水の流れが対照的で面白い。ダムは無人なのか、われわれのほかにはだれもいないようだ・・。(もしおられたら、ごめんなさい🙏)
ダムには「魚道」というものが作ってあるということを、初めて知った。これは思いがけず勉強になった。これなら山女魚も自由に泳げるというわけだ。
この先をさらにさかのぼれば「奥多摩湖」に行きつくことになる。われわれはこのあたりから宿の方へゆっくり引き返すことにする。
つづく、次回その②(はとのす荘)
これまでの旅行記も、是非ご覧ください。
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