青森旅行記 その① (青森屋へ)

青森旅行記 その①(青森屋へ)

令和5年(2023年)7月12日~14日

12日(水)

takachan

はじめに、秋田県を中心として先日の大雨被害を受けられた方々に対し心よりお見舞いを申し上げます。 一日も早い復興をお祈り致します。

 

今回の家内との二人旅は、梅雨明け前だというのに猛暑続きの東京を脱出して、東北は青森方面への旅だ。東北新幹線🚄を利用してのツアーメンバーは、15名(夫婦、家族、友人同志、一人旅)。添乗員はクラブツーリズムの日向(ひなた)さん。

猛暑の、東京駅 特急はやぶさ

盛岡(岩手県)に到着する、こちらは一転してけっこう強い雨☂️だ。盛岡から秋田方面はその影響で運休とのこと。

駅前からは十和田観光電鉄バス🚌に乗車。運転士は下河原さん、ガイドは上原のり子さん。東北自動車道〜八戸自動車道と快調にとばす。

岩手山⛰️2038mは雲の中で今日は見えない。

雨中の、東北自動車道

通過する市町村についての上原さんの名ガイドを聞きながらバスは進む。八幡平(はちまんたい)市は、かつては硫黄鉱山の街だったが、S50年代に閉山 今では酪農農家が多いとのこと。溶岩流跡もなまなましく、火山の博物館といわれる地域だ。

ここからは県をまたいで十和田八幡平国立公園三陸海岸国立公園(東日本大震災復興途上)と東北の自然にめぐまれた地域がひろがっている。岩手出身の有名人には、原敬、米内光政、宮沢賢治、、と。

盛岡からの、高速自動車道マップ

岩手県はリンドウの生産が日本一なのだそう。苦労の多い米🌾の転作として、このリンドウが採用されてきた歴史があるという。リンドウと言えば青い花を思い浮かべるが、今は白やピンクのリンドウも栽培されている。またリンドウは漢方薬 龍胆の原料としても重宝されている。

二戸市にある浄法寺(天台寺)は瀬戸内寂聴が住職だったことで有名になった。中尊寺の系列になる寺院で、本尊は十一面観音像。

浄法寺(天台寺
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また二戸(にのへ)は漆でも有名。海外からの安い漆が輸入禁止になって一時期非常に儲かるようになったが、今では衰退した。

「一戸(いちのへ)」「二戸(にのへ)」という 「○戸(へ)」という地名はどんな由来か?そう聞かれても我々はよく知らないが、上原さんからいただいたミニ知識。かつて南部藩だったこの地域で、村ごとに大切に育てられた南部駒(馬🐎)。「戸」とはその「馬組の単位」とのこと。「一戸」、「二戸」、「九戸」は岩手県内。「三戸」〜「八戸」は青森県内にある。(「四戸」は地図上表記がない)現在では馬より牛の放牧の方が主流になっている。 

南部駒
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折爪SAで休憩。近くの折爪岳は源氏蛍で有名なのだとか。ようやく雨があがる。そうこうするうちに、駐車中のバスのとなりに乳牛🐄の運搬車が止まった。ここより青森県に入る。再び雨が降り出し、豪雨に。

乳牛の、運搬車

青森県は、なんといってもリンゴ🍎生産日本一が有名だ。実はほかにも、にんにく🧄日本一、ゴボウ日本一、、、

青森りんご🍎
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上原さん推薦のお土産物を教えていただく、

リンゴ🍎のお菓子では「旅さち(ミニアップル🍎パイ)」「気になるリンゴ🍎」がおすすめとのこと。「アップル🍎シードル」も美味しい。ホテル内の広場には「リンゴ🍎ジュース」が出る「蛇口」 (無料)があって飲み放題という。

それから「にんにく🧄煎餅」もはずせない。夕食のビュッフェでは是非「ひめニンニク🧄の天ぷら」を召し上がれ、と。陸奥湾の「ホタテ」八戸の「煎餅汁」「バラ焼のタレ(リンゴ🍎)」・・・・・

バスは青森屋のある三沢市に入る。三沢市といえば、社用で航空自衛隊三沢基地を視察したことを思い出す。F15戦闘機の発着を間近で見学させてもらった。仕事内容は、秘密事項だ・・・。

三沢市古牧温泉星野リゾート、青森屋に到着。このホテルのテーマは、「ねぶた祭」を全面に打ち出した「ワクワク感」ということだ。(同じ星野リゾートでも、二泊目の奥入瀬渓流ホテルでは「自然」にかこまれた「静けさ」がテーマという)

チェックインを済ませて、客室へ向かう途中にある「じゃわめぐ広場」では、「金魚ねぶた」の華やかな飾りつけが我々を迎える。真っ赤な「金魚ねぶた」の提灯の列が、まさにワクワク・ウキウキ感を演出している。夜のイベントで観る予定の青森の伝統芸能ショー「みちのく祭や」が楽しみだ。

「金魚ねぶた」の飾りつけ
(青森屋、じゃわめぐ広場)

「じゃわめぐ広場」のある本館から、西館の客室へ向かう。

客室はとても広くて、和室仕様にローベッドがセットされており快適だ。ただ残念だったのは、部屋からの眺望が前面する「駐車場」だったことだ。もっと良い部屋もあるはずなのに・・・、今回の旅行申し込みも早期にしていたこともあり、その辺の事情も考慮してくれてもよさそうなものだったが・・・。この点は、アンケートに書かせてもらうことにした。

客室のローベッド

客室内飾りつけ
(南部駒 人形)

気をとり直して「じゃわめぐ広場」を探索する。金魚ねぶたの装飾にかこまれて、「リンゴ🍎ジュース」の「蛇口」発見、さっそくいただく。これは美味しい!!

リンゴ🍎ジュースの「蛇口」

お土産物店の飾りつけもなかなか華やかで面白い。 上原ガイドお奨めのお土産物をさっそく購入。

土産物 売場

金魚ねぶた りんご飴

従業員も若くて明るく、感じが良い。そういえばかつて「どうしても星野リゾートに転職したい」と言って会社を辞めた部下がいたが、その後どうしているか。おそらく星野社長の厳しい方針のもと、顧客相手の仕事の基礎から叩き込まれているに違いないと思った。

夕食までにはまだ時間がたっぷりあるので、雨上がりの庭園を散策してみることにした。・・・

つづく、次回その②(青森屋Ⅱ)

 

これまでの旅行記も、是非ご覧ください。

スペイン旅行記(2013)

トルコ・イスタンブール旅行記(2010)

イタリア旅行記(2002)

加賀・和倉温泉旅行記(2023)

韓国旅行記(2003)

シンガポール旅行記(1996)

タイ旅行記(1997)

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