ス ペ イ ン旅行記(付 カタールW杯観戦記)その⑪(面白 写真編Ⅲ)

ス ペ イ ン旅行記付 カタールW杯観戦記その⑪(面白 写真編Ⅲ)

平成25年(2013年)8月17日~24日

(記録)令和4年(2022年)11~12月 

(追記) 令和5年(2023年)6月

Ⅶ 美術・工芸

 先ずトレドからサント・トメ教会の、エル・グレコの壁画、

オルガス伯爵の埋葬(エル・グレコ
-若干、手ぶれ気味ご容赦-

壁画というものは、文字通り 壁に直接描かれた絵画(フレスコ画)。

よって他に持ち出すことが出来ず、その現場でしか観ることが出来ません。

貴重本(トレド大聖堂

こちらは、教会に納められ展示されている 貴重本。

当時の最高の技術で製作された、極彩色の印刷が素晴らしい。

象眼細工の花瓶、食器(トレド)

市内の象眼細工店で展示されていた花瓶と、お皿。

かなりの高額。お土産にはチョッとお高いかも。

 

そしてなんと言ってもバルセロナの「サグラダファミリア教会」そのものを美術の最高傑作の一つとして改めて紹介しなくては。ほんの一例ながら「彫刻」を中心にご紹介。

サグラダファミリアの彫刻
(比較的古い時代のもの)

サグラダファミリアの彫刻
(比較的新しい時代のもの)

いずれも聖書の一場面や、キリスト教の教義に基づく作品群だが、

時代によって、随分作風が変わってきていることが分かって興味深い。

 

そして教会内部の空間演出から・・・、

真上を見上げたアングル。

サグラダファミリア内部、真上の空間

緻密な構造計算に基づく、圧倒的な空間!

(立体的に想像して欲しい)
こればかりは写真では伝わらないかも・・・、

是非その場に立って見上げないと。

サグラダファミリア教会では、一昨年(2021年12月)全18本の尖塔の中で二番目に高いとされる「マリアの塔」が完成した。

2026年に全体の完成を目指していたという建築計画は、コロナ禍による財政難で大幅にくるってしまったが、この「マリアの塔」の完成だけは早期実現をとのスペイン国民の願いをかなえる形となった。(日本人彫刻家 外尾悦郎氏の貢献大であった。)

(追記)東京国立近代美術館で開催されている「ガウディとサグラダファミリア展」を観てきました。(令和5年6月21日)興味深い内容でしたが、やはり実際に訪れた時の感動とは比べるべくもない、というのが実感です。その中に完成予定図と、主な彫刻群の配置図が出ており、撮影可能ということで写してきました。以下にご披露します。(拡大してご覧ください)

完成予定図

降誕の正面 彫刻マップ

受難の正面 彫刻マップ

Ⅷ 熱 

ラストに、

なんと言っても「スペインの夏は暑かった!」

スペイン広場(セビリア

中でも特に暑かったのが、セビリアでのこの日中の時間帯。

「何でこの写真が?」と思われそうですが、この写真を撮った頃が「最高気温44℃」を記録した瞬間。

円形の広場全体が大きなフライパンになったかと思うような!

ほとんど人はいませんし、早々に冷房の効いたバスへ戻りました。

冷たそうなミスト!(セビリア

暑~い街中の雑踏で、冷たそうなミストが・・・。

思わず道をそれてお店に入り、冷たいビールをいただきました。美味しかった~~!

 

そしてスペインと言えば、何と言っても「サッカー」が熱い!!

サンチャゴベルナベウ
-ラウールの得点に、喜ぶサポーター-

同 上 
レアル・マドリード(白)5-0アル・サッド(紺)

緑の絨毯のようなピッチで、繰り広げられる攻防!

スペイン、そして日本、サッカー頑張れ!!

 

ご覧いただき、ありがとうございました!

 

2013スペイン旅行記 完