ベトナム/ダナン・ホイアン・フエ旅行記 その⑧(フエ:カイディン帝陵、フエ宮廷料理)

ベトナム/ダナン・ホイアン・フエ旅行記 その⑧(フエ:カイディン帝陵、フエ宮廷料理)

令和6年(2024年)1119日~24

記録:令和7年(2025年)1月

takachan

(11月22日つづき)

フエ駅で、待ってくれていたバス🚌に乗る。

フエはグエン王朝(江戸〜明治)時代の首都だった  都市。そのグエン王朝の12代目の王様(カイディ ン帝)のお墓へまずはむかう。

カイディン帝陵は右下部

グエン王朝には140年間で13人の王がいたという。その中で一番良い王は2代目の王様(ミンマン帝) この王様にはお妃が530人いたという。     (ちなみに1年は365)

カイディン帝陵へ

これからお墓を見学する12代目の王 カイディン帝(1916年即位)は評判が悪い。仕事そっちのけで 博打ばかり、お金がなくなって義母から借金までして。12人の妃がいたが本人はお化粧大好き(男色)な・・・その子供も実は誰が父親か不明という。

フランスに2年間 子供(皇太子)を連れて滞在、帰国してから自身の墓作りのために増税。墓の材料を海外から調達、日本の陶器も購入・・・。

お棺の重さが6トン。墓にある「功績書き」は全部 ウソ。墓どろぼうも入らなかったという不人気ぶり、とKA君は手厳しい。

石碑(功績書き)

日本の陶器が、使われている

カイディン帝の像(金箔)
(この地下9mに遺体が埋葬されている)

カイディン帝、生前の写真
(顔にお化粧をしている、、)

陵をあとにする、、、

「一番ダメな王様が一番立派なお墓を作ったことになります」とKA君。「でも観光客を呼んでいる⁉️ という功績が出来たんでは?」と三姉妹の長姉から。 たしかに・・・。ちなみに 13代目のお墓はフランスにあるそうだ。

昼食は宮廷音楽🎵付きの「宮廷料理」立派なつくりのレストラン「Hoang Phu」それも2階特別室へ

Hoang Phu

お二階へ、、

特別室

すでに奏者がお待ちかね。民俗楽器でベトナム民謡の演奏が始まる・・・、と同時に料理が並ぶ。

さすがにどれも美味しい!曲は荒城の月~五木の子守唄と日本のメロディに(若者カップルは「知らない曲です」と!え~そうなの、、)

前 菜

フォー

Hudaビールと、白酒(パイチュウ)
(白酒はアルコール度40~60度)

蒸しイカの料理
(飾り付けが、宮廷風)

エビの料理

ハスの実入りご飯

メニュー

野菜炒め料理

ハスの実の、デザート

ラストに蛍の光(これはスコットランド民謡だが)

ところで、特別室の席には王様とお妃さまが座るための?二つの空席。王様は自分ではいきなり箸をつけず隣に控える宦官が毒味をした後に食べたそうだ。 

料理の量は到底食べきれないほど出るので、食べきれない分はお妾さんたちに分けられたと。彼女らは先ず五回礼をしてから食べたそうだ。

いやぁ、美味しかった!

食後はグエン王朝の王宮の見学へ。

つづく、次回その⑨(フエⅡ:王宮、シクロ乗車体験)

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