ギリシャ旅行記 その③(アテネから、デルフィ)

 

ギリシャ旅行記 その③(アテネから、デルフィ)

平成26年(2014年)8月16日~23日

(記録)令和5年(2023年)8月

takachan

(18日)ホテルの朝食を屋上の展望レストランでいただく。オープンエアのレストランで朝の空気がさわやかだ。すぐ近くの丘にはパルテノン神殿が見えている。まさに絶好のロケーションだ。このホテルの選択は大正解だった。

ホテルの屋上レストラン
パルテノン神殿が間近に-

同 上より、のぼる朝日

バスで出発、デルフィーへ

今日はアテネからデルフィー、メテオラへバスでむかう。案内ガイドは阿久津さん(女性)。車窓から見える木綿畑の先には、かつてギリシャペルシャが戦ったというマラトンの古戦場。

車窓からの景色は牧草地帯、小麦畑、オリーブ畑とつづき、きれいなドライブインで小休止。このあたりは第二次世界大戦中にナチスドイツと地元のパルチザンが戦ったリバリアの戦場の近くだとのこと。

車窓に広がる田園風景

途中のドライブイン

同 上、のショップ

近くに見えるパルナソス山は標高2300m、斜面にはスキー場が2か所ありふもとはスキーリゾートの街カラホバだ。ここはまたアテネ市民の別荘地ともなっている。

パルナソス山麓のデルフィーに到着。デルフィにはゼウスの子アポロンが神託をおこなったというアポロン神殿や、円形劇場などの遺跡群がある。

この地はゼウスによって「世界の中心」であるとされた場所で、様々な宗教儀式や芸術、スポーツ競技の中心地でもあったという。

デルフィの遺跡群

同 上と、付近の山並み

円形劇場

遺跡に隣接するデルフィ考古学博物館は必見だ。黄金の装飾品で飾られたアポロン像や、スフィンクス像、聖堂の御者の像など遺跡から出土した遺物が展示されている。博物館の庭にはアーモンドの大木、地面には土器のかけらのようなものがたくさん散らばっている。

デルフィ考古学博物館

聖堂の御者の像(考古学博物館)

ペルシャとの闘いを描いた、石造のレリーフ(同上)

スフィンクス像(同上)

アーモンドの大木

昼食に寄ったのはデルフィの元市長さんが経営するというレストラン。地ビールペプシコーラで乾杯。ご主人はワイロ問題が原因で先の選挙では落選してしまったとか・・・・・。

元デルフィ市長さん経営の、レストラン

当のご主人はにこやかに食事をサーブ中だ。牛肉とジャガイモの料理、オリーブオイルとレモンの味付けが美味い。ひとしきり阿久津さんのギリシャ談義をうかがう。住んで30年、ギリシャ人のご主人の魚料理は絶品だとか・・・。

美味しい、牛肉料理

アグファ・ビール

オリーブ畑をぬけて、バスはイオニア海がわのアンフィサへ。これよりメテオラ観光の基地カランバカへ向かう・・・。

 

つづく、次回その④(デルフィからカランバカ)

takachan