北欧旅行記 その⑬(コペンハーゲンⅢ)

北欧旅行記 その⑬(コペンハーゲンⅢ)

平成24年(2012年)8月18日~25

(記録)令和6年(2024年)3月

takachan

(24日つづき)午後からはクロンボー城へ向かう。天気雨がパラパラと降ってくる。

雷ならぬ大砲の射撃音(空砲)が響いてくる。ここはシェークスピアの「ハムレット」の舞台となった「エルシノワの城」として知られている。

説明する、マチ子さん

マチ子さんの漫談調の名解説を聞きながら回る。実はシェイクスピア自身はこの城を訪れたことはないのだそうだ。またクロンボー城の名前の由来は、城内を飾るゴブラン織りのタペストリーに付いている「クラウンB」マークがその由来なのだとか。

クロンボー城の威容

並んだ、大砲

クロンボー城スウェーデンに最も接近した場所にある城として、スウェーデンとの抗争の歴史が刻まれた城でもある。また第二次大戦でここを占領したヒトラーが作ったコンクリート防壁も残っている。

城内の一室、テーブルセッティング

ゴブラン織りタペストリーの「クラウンB」マーク

教会堂内の、パイプオルガン

地下牢に眠る、ホルガー・ダンスク

*ホルガー・ダンスク:デンマークの危機の際には、数百年の眠りから立ち上がり、祖国を救うという伝説の英雄。

ところで、北欧四カ国の国旗のパターンのオリジナルはデンマークなのだとか。マチ子さんの四方山話が面白い・・・。

クロンボー城の対岸に2カ月前(2012.6)に「人魚王子」がお目見えしたのだという。おねえ座りの「人魚王子」は「人魚姫」のパロディなのだろうが、何度も被害にあっている「人魚姫」を守るためという説もあるそうだ。しかし果たして受けるのかどうか?(2024年現在あまり話題になってない?)

帰りは海沿いの道を利用する。小さなロータリーを多用して、スピードを出させない工夫をした道だ。戸建高級住宅が並ぶ。途中、ナチスのSSの拠点だったという家も。

道路沿いの、高級住宅地

天気は相変わらずの晴れときとき雨。沿道にはサイクリング(自転車)やランニングする人たちが大勢だ。鉄道も自転車ごと乗れる工夫をしているのだとか。

自転車専用道を走る

自転車マーク付きの、列車
-ピンボケご容赦-

コペンハーゲン市内に戻ると工事中現場が多い印象、経済に活気がある証拠だ。ホテルへもどって一休み。

家内と市内ウォーキングに出発。市庁舎経由、ストロイエ通りへ。にぎやかな人通りでは、 大道芸人がそこここに、見物する観光客に地元の人たち・・・さしずめ、原宿?!的にぎわいか。

ストロイエ通り

大道芸人さん、ご苦労さま

土産店で、デンマークのマーク入りショルダーバッグ、Tシャツ、帽子など購入。大きなレゴハウスがある。レゴは、実はデンマーク発祥なのだ。

裏道の様子も覗いて、ホテルへ戻る。

バイキング姿の、トロル

お土産物店で

レゴ・ハウスにて

ツアー最後の夜、皆さんとホテル近くのパブレストランでの「JTB100周年記念ディナー」へ。ビールとワインで、いい旅に乾杯!!

お仲間と旅行、出張の大人のこぼれ話などがはずむ!アメリカでの例の失敗談・・・など。

100周年記念ケーキ、石川さんを中心に記念撮影だ。お疲れ様。でも100年前のJTBってどんなだったの!?

記念ケーキと、石川さん

美味しそう!!

家内と花金の?夜の「チボリ公園」へ。これが、すごい人出だ。さすが、ディズニーランドの母というだけあるエンターテイメントの数々。

夜のイルミネーションに浮ぶ、様々なアトラクション、コンサート、飲食スポット、お楽しみの数々。

チボリ公園にて・・・イルミネーションの数々

なごりつきないチボリ公園をあとに、ホテルへ。  途中夜の鉄道写真をパチリ。セブンイレブンにて石川さんオススメの「ホットチョコレートの元」購入。

コペンハーゲン地下駅

インペリアルホテル
-ホテルHPより-

*ここで、クロンボー城の教会堂にあったパイプオルガンと、前回 聖アルバニ教会、ヘルシンキのテンペリオ教会のパイプオルガンにちなんで、バッハの曲をお聞きください。トッカータとフーガ ニ短調、、

テンペリオ教会ヘルシンキ

聖アルバニ教会

クロンボー城 教会堂

www.youtube.com

*できれば、ブルートゥースでスピーカーシステム(orイヤホン)へ飛ばしていただくと、より重厚な演奏が味わえます、、、

つづく、次回その⑭(コペンハーゲンⅣ~帰国へ)

takachan