東京の酒蔵めぐり 旅日記 その③(沢井:小澤酒造)
令和2年(2020年)8月24日~26日
記録:令和6年1月
takachan
(25日)多摩川のせせらぎの音で目を覚まし、美味しい朝食をいただく。窓の下には、多摩川の流れ。
今日は石神前から青梅線に乗車して、小澤酒造のある沢井へ向かう。
沢井駅に降りるとすぐ目の前が小澤酒造の醸造所だ。隣には茅葺の大きな古民家がある。小澤家の住宅のようだ。
事前に確認したように、残念ながら醸造所の見学は 今はできない。酒蔵の入口にある神棚を拝ませてもらって、雰囲気だけ味わったつもりに・・・。
醸造所から多摩川のほうへ降りて、小澤酒造が経営する澤乃井園へ。ここには利き酒をさせてくれる清酒「澤乃井」の売店や、お土産物屋、軽食処などがある。いずれも多摩川の流れを眼下に観ることができる、いい雰囲気の造りだ。
*小冊子「日本酒ほろ酔ゼミナール」から、「酒米と飯米、どこが違う?:酒米は、主食用のうるち米と比べて、ずっと大粒です。米の大きさは千粒の重さで測ります。普通のコメは22~24gですが、酒米は26~28gもあります。また酒米は大粒であるだけでなく、軟質なので吸水性がよく、蒸しやすいなどの特徴があります。
澤乃井園の隣には、小澤酒造経営のお食事処「まゝごと屋」がある。今日の昼食はここに予約済だ。それまでの時間、吊り橋を渡った多摩川の対岸を散策することに。
吊り橋からの多摩川の景観は、なかなか素晴らしい。両岸の緑に囲まれた、うす水色のキレイな川の流れ。水遊びをする人たちに交じって、大きな飼い犬が水浴びをしてはしゃいでいる。上流からは川の流れに乗ってラフティングのゴムボートがいくつも流れていく。
吊り橋を渡ったところにある小さなお寺 寒山寺にお参りする。鐘楼にあるのはけっこう大きな釣り鐘だ。こころを込めてつかせていただく。
すこし歩いたところにある「澤乃井櫛かんざし美術館」を見学する。江戸時代から明治、大正、昭和、、の貴重な工芸品が展示されている。小澤家の粋な趣味の集大成、、
お腹がすいてきたところで、吊り橋を渡って戻り「まゝごと屋」へ。多摩川の流れを見おろす、明るい和室に通される。澤乃井の冷酒を味わいながら、美味しい懐石料理をいただく。
昼食後は、玉堂美術館を目指す。
(参考)小澤酒造ホームページ(クリック⬇️)
(参考Ⅱ)吉田 類の酒場放浪記 沢井「澤乃井園」編(再掲 クリック⬇️)
つづく、次回その④(御嶽:玉堂美術館)
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