平成8年(1996年)8月28日~9月1日
(記録)令和5年(2023年)6月
(追記)令和5年(2023年)7月
takachan
(30日)今日はセントーサ島をあとにして、シンガポール本土へ。最初に今日から宿泊予定のル・メリディアン・ホテルにチェックイン、荷物を預ける。
MOさんの案内で、マウント・フェーバーへ。 「ヘビ」男「金のリング4個で1,000円」男・・・をやりすごす。
チャイナタウンのヒンズー教寺院に入ると、お香のかおりのなかヒンズー教の神々のカラフルな像が目を引く。宝石店や絹の店などでは、見るだけに。
車窓から見える住宅街は、カラフルなマンション群だ。ともかく緑の樹木が多く、大きい。サッカーコートももちろん緑の芝生の絨毯だ。マーライオン公園のあたりからようやく夏の日差しが・・。超高層オフィス街が、公園の緑と調和している。
シャカムニブッダガヤ寺院、大きな仏像(鼻の穴も)だ。日本の仏像とは随分異なる表情で、なんとなく大らかさを感じる。MOさんによると、シンガポールの人口は280万人、75%が中国人(仏教)、続いてマレー人(イスラム教)インド人(ヒンズー教)・・の順。
昼食は飲茶 麗郷園へ・・・。午後からはフリータイム、シンガポールのタウンウォッチングだ。キリスト教の教会に入ってみる・・・。
DFSミレニアに寄って、家内の探していた化粧品(口紅ほか)とミニチュアのマーライオンなどを購入。一旦ホテルにもどってシャワーを浴びて汗を流し、しばし休憩。
ふたたびのタウンウォーキングはオーチャード・ロードの散策から。緑、赤、黄・・・とカラフルな装飾の並木道を歩く。オフィスビル群とショッピングセンターの活気、どこからともなくエスニックな香りがだだよってくる。建設工事中の現場が多いのは、シンガポールの景気のよさの現われか。二階建てのバスがとおり過ぎていく。
われわれはMRTに乗ってみることに。エスカレーターのスピードが速くてビックリ(規制の違いか、日本のエスカレーターよりはるかに速い)、清潔な地下道、安全な二重トビラ、・・・。
地下鉄車内の混雑は、シンガポールの人口構成そのままの比率という感じだ。ラッフルズ・プレイス駅で下車、金融街をぬけてボートキーのストリートサイド・テラスを歩く。街の雰囲気が、とてもここちよく感じる。
足をのばして有名なラッフルズ・ホテルへむかう。これぞシンガポールを代表する最高級ホテルだ。格調高いその造り、白亜と緑のコントラスト。
(注3)故 森瑶子の小説「ホテルストーリー 第5話ラッフルズ・ホテル」より・・・ラッフルズ・ホテルはサマセット・モームが長期滞在し、そこで執筆したということでも世界的に有名なのだった。モームにちなんだ「ライターズ・バー」という名の、重厚な書斎を連想させるバーもある。今でも植民地時代の栄華の香りを求めて、英国人が好んで愛用するホテルでもあった。・・・・・
MRTでオーチャードロードへもどり、夕食前のナイトクルーズへ。クラークキーからボートキーへ。舟(ポンコツだが)の上から見る夕やみのボートキーと、マーライオン。
マーライオンは仮の設置場所にあるため、チョッと目立たない状態にある・・・。
夕食はシンガポール風のしゃぶしゃぶ?(マトン、チキン、エビ!、カニ!、野菜、・・・)を素敵な景色とともに味わう。
寝る前にもナイトウォークを。22時のフードコートオープンテラスの人ごみに、シンガポールの活気を感じる。
宿泊するル・メリディアン・ホテルは、フランス系の400室を超える大きなホテルだ。セントーサでのビューフォートホテルと同様に、息子のためのエキストラベッドを入れてもらって3人で宿泊。
(追記)某商社でシンガポールに駐在経験のあるtakachanの学生時代の同級生から寄せられた、メリディアン・ホテルに関する豆知識:メリディアン・ホテルは、同商社の建設部隊が一部出資しておりPRIVATEでよく利用しました。このホテルの特徴?としてメインのオーチャードロード側に面した所に窓がなく、出入口が裏にある点です。何故でしょうか? 答えはメリディアン・ホテルからオーチャードを超え、しばらく行ったところに元首相の自宅があり、毎朝官邸に出社する際、メリディアン・ホテルの前を通るからです。狙撃されるようなことが無いように、ホテルに窓がないのです。
つづく、その④(ジョホールバール、帰国へ)