イタリア旅行記 その⑫(面白 写真編Ⅰ)
平成14年(2002年)8月9日~16日
(記録)令和5年(2023年)3月
takachan
イタリア旅行記を終えるにあたって、本文で紹介できなかった写真を中心に印象的なシーンをテーマ別に編集してみようと思います。
まずは「人」をテーマに印象的な写真から、・・・
Ⅰ人ー働く人
ローマ・テルミニ駅近くの路地で見かけた路上の八百屋さん。働き者の店の奥さんがテキパキとお客様をさばいていました。新鮮な野菜が美味しそう!
次は、各都市でお世話になった現地の案内ガイドさんから、
サングラスがかっこいい、マフィア風?な年配のガイドさんです。斜塔の建設当時からのエピソードが、とても興味深かった・・・(日本語ペラペラ)。
次は、路上のローマの婦人警官です。ちょっとピンボケ気味、ご容赦。
次は、同じ路上からローマの道路工事現場です。石だたみの敷き直し中。とは言っても、・・・・・
昼間から働いている人が誰もいませんね!・・・実はこの日は「聖母〇〇何とか祭」とやらの日で、ローマ全体が(イタリア全体か?)休日でだれも働く人がいません。どのお店もお休みで、車も少なく歩いているのは海外からの観光客ばかり。
一方こちらは近づく祭りにそなえて、懸命に作業するシエナの人たちです。
Ⅱ人ー芸人
ローマのレストランで、カンツオーネを披露してくれた流しの芸人さんです。
演奏も歌も、ノリノリで拍手かっさいでした!ツアーメンバーからのチップもはずみましたね。
こちらは再登場の、ミラノのミュージシャンです。
トロンボーンの音などを席の間近で聞くのは、迫力がありますね。
これはおまけですが、ローマで購入したCDの女性歌手もまた紹介させてください。
今も活躍中でしょうか?・・・知りたいところです。
そしてこれも芸人の一種でしょうか。古代ローマ人の格好をしたエキストラたちです。
観光客と一緒に、写真におさまってあげるのが仕事のようです。ワンショットでいくらなのかな?
Ⅲ観光資源
本文で紹介できなかった観光資源から、彫刻の大作。
この写真は、フィレンツェ中心部のシニョーリア広場におかれたダビデ像です。実はミケランジェロが実際に制作した(1501-1504年)ダビデ像の実物は、フィレンツェのアカデミア美術館に置かれています。シニョーリア広場のこのダビデ像と、アルノ河をはさんで反対側にあるミケランジェロ広場に置かれているダビデ像は、いずれもレプリカ*です。
*レプリカといっても、ニセモノとかまがい物ということではありません。イタリア政府のような公の機関がその制作を限定的に認めたものであって、それ自体に十分な価値があるものです。ダビデ像のレプリカは、ロンドンのヴィクトリア美術館、アメリカのフィラデルフィア美術館、日本の美ケ原高原美術館など海外にも置かれています。
次にバチカンのサン・ピエトロ大聖堂と城壁上の通路でつながっている「カステル・サンタンジェロ」
見学する時間がなく、この写真は移動するバスの車窓から撮ったものです。
カステル・サンタンジェロは紀元139年の完成。当時の皇帝ハドリアヌスが自らの霊廟として建設したもの。14世紀以降歴代のローマ教皇によって要塞として、時には牢獄や避難所として使用されてきた。現在は博物館となっている。
つづく、次回その⑬(面白写真編Ⅱ)