自宅マンション「スケルトンリフォーム」体験記(その⑬リニューアルなった新居へ、引越し!)(付録)恵比寿の街から つづき
リニューアルなった新居へ、引越し!
その後、若干の補修工事(網戸等)を経て3月20日 正式に引渡しとなった。
いよいよ引越しの日3月22日が来た。
3月の移動シーズンでもあり、引越しのペガサス引越サービスは大忙し。先行案件の作業を済ませて、スタッフの到着・作業開始は15時近くとなった。
チーフの元気な掛け声とともに作業開始。期待通り、作業は早い、早い・・・。
私は先行して恵比寿の方へ先乗り、受入れ準備。引越しトラックが1時間余りで到着し、先ずは養生シートの設置から。
最初に大きな家具の搬入(ダイニングテーブル、サイドボード、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、オーディオセット、洋服ダンス、ドレッサー、・・・)。ベッドについてはシモンズベッドの新品を住友不動産シスコン経由で購入し、あらかじめ搬入済。
続いて、大量の段ボール箱を「即開封用」と「それ以外」に分けて搬入。あっという間にリビングルームが埋まっていく。一部、廊下、寝室、書斎コーナーにまであふれ出た。
衣類はブルーの専用のケースに入れてハンガーのまま搬入し、移し替える。
チーフいわく、段ボール箱は100個近くあったとのこと。段ボールに詰めると、空げきの分ボリュームが2~3割増しになるとは聞いていたものの、それにしてもあらためて「こんなにあったのか?」というのが実感。
これから行う整理(一部「断捨離」)作業を思い、夫婦ともども「気が遠くなってくるぅ・・・」なんて言っているヒマはなく、決意を新たにする。
引越しスタッフは、「これからあと2件回るんです。給料は一緒なんですがね・・・」との言葉を残して帰っていく。「本当に、ご苦労様でした。」頭が下がります。
整理作業は、息子にも来てもらってじっくりやるつもりだが、1カ月点検時までには・・・なんとかと、若干弱気になっている。この際、「楽しみながら」やるのが一番だ!
夕食後入浴時になって、今まで気付かなかった改善点を発見!した。
洗面室(脱衣室)側に作った(入れ子式)収納スペースのトビラ、その開口方向が間違っていたのだ。脱衣スペース側に向かってトビラを開くようにしたため、風呂から上がって収納スペース内のタオルやパジャマを取ろうとすると、トビラが邪魔で手が届かないのだ。(素裸の状態のとき・・・、気づいた)
素裸のままキッチンのトビラを開けていったん出て、そちらから取り出すしかなく、これでは使い物にならない。
完成検査の時には、そこまで誰も思いが及ばなかった。
トビラを取り外してしまって、しばらくはトビラなしの状態で使用することにした。
1カ月点検時に、逆向きに開くように着け直してもらうことにした。
S氏にも是非今後の参考にしてもらいたく、事態をお伝えしたところだ。やはりなかなか指摘事項ゼロというわけにはいかないものなのだ、と感じた。新築そっくりさんチーム大量得点の勝ちゲームだが、完封はならずというところか。
もうひとつ盲点だったのはカーテンのサイズの件。今回住友不動産シスコンからもカーテンの新調をすすめられていたのだが、最近作り直したばかりのためお願いしないままになっていた。
ところが家内がさっそく、寝室にお気に入りのカーテンを取り付けてみたところ、なんと上下のサイズが寸足らずで「つんつるてん」状態。思わず「笑っちゃったわ」
今回は意匠を考えて「カーテンレール」を「埋め込み型」にしていたために発生した珍事。これは施工ミスではなく、われわれの想定不足。
「せっかく作ったばかりのカーテンだから、糸をほどいて丈を伸ばすわ」とのこと。
整理作業の方は、徐々にではあるが進んでいる。最初に、廊下の「かくし本棚」を埋めてみた。
ちょっとした騒動もあった。停電事件だ。
引越し翌日の夕刻、家内より「突然、停電した・・・」と勤め先にメールが入った。
実は今回のリフォーム工事でいただいた「グリーン住宅ポイント(国土交通省)」を使って「オーブンレンジ」を注文していた。
この日の午後に配送されてきたそのオーブンレンジを、家内がさっそくキッチンのコンセントに接続しようとしたがなぜかうまくいかない。(家内いわく)「ガシャガシャ」やっていたら突然停電した、と。
マンションの管理人さんに応急処置してもらい復旧(ブレーカー内の装置を操作)。事なきを得たものの、原因不明で不安がつのる。
翌日施工監督のSK氏に来てもらい点検してもらったところ、異常はなし。念のためコンセント周りの部品を交換していただき、オーブンレンジの接続も完了。
SK氏の見立てでは、「オーブンレンジ」から「アース」を取る必要ありと説明書にあるため、コンセント下にある「アース用の丸穴」に家内が電線(アース線?)を突っ込んだ際に漏電したのではないか?とのこと。「ガシャガシャ」の意味が何となくわかりました。
SK氏にはついでに、洗面室内収納の 例のトビラを一旦取り外す作業もしていただいた。
家内いわく「SKさんは、本当に優秀なのよ」とのこと。有難うございました!
3月24日より会社の休暇がとれた息子が応援に来てくれて整理作業も本格化。
サッカー日本代表のW杯カタール大会出場決定!の瞬間を「段ボール星」と化したわが家でむかえ、勇んで整理作業を再開。
整理作業にあたって、さっそく新しい間取りの「複数の動線確保」状態が威力を発揮している。とはいえ「地球への帰還」までにはまだ若干の時を要することになりそうだ。
1カ月点検時に、その後の新生活の状況を補足できればと考えている。
今回のスケルトンリフォーム関連の総費用は、・・・・・
工事金額
「1290万円(税前)」
(消費税込み 1420万円)
関連費用 約100万円
(引越代、仮住い賃料etc)
総合計 約1500万円
(付録)恵比寿の街から
恵比寿へ引越すと同時に、桜が満開に!
つづく、次回(その⑭1ヶ月点検)