自宅マンション「スケルトンリフォーム」体験記(その⑭1ヶ月点検)

自宅マンション「スケルトンリフォーム」体験記(その⑭1ヶ月点検、その後)

 

1ヶ月点検、「異常なし」

1ヶ月点検の日(令和4年6月3日)が来た。

例の「洗面室内 収納トビラ」の付け直しを、1ヶ月点検と同時に行うことになり、「トビラ」準備のスケジュールに合わせたため、実質2ヶ月目の点検となった。

引越し後の荷物整理はやはりたいへんだったが、なかなかキレイに整理整頓することができた。

家具類の入った、リビング
-出窓下 収納(カウンター)が、開放感に一役かっている-

S氏と施工監督のSK氏が来訪、早速点検に入っていただいた。

S氏より「その後、お気づきの点はございますか?」とのことで思い返してみるものの「・・・、何も不満がないんですよね」と申し上げる。

実際、この1ヶ月点検に先立って自分なりのチェックをしてみたのであるが、間取りには満足しているし、施工の仕上がりもほぼ完ぺきで文句のつけようがないのだ。

最も目につきそうな「壁紙の仕上がり」状態についても、どこを見ても境い目がまったくわからない仕上がりで、浮きもハガれも見つからない。

S氏より「これから乾燥する季節も来ますので、その時点でハガれなどが出ることもあります。1年くらいのタームで見て下さい」とのこと。

SK氏いわく「担当大工のSKさん(同じ名前だ)のウデはお墨付きなので、良かったです」と。「大工のウデと、監督の差配のウデの両方が必要ですね・・・」とS氏。SKコンビに拍手である。

 

壁紙、フローリング等の施工状態チェックにあわせて、トビラの開閉など建具の収まり、各種収納スペースの状態確認を行っていく。

リビングから、オリジナル・システムキッチン

出窓下収納、オリジナル・システムキッチン背面の収納スペースには、食器類や薬品類、CD、DVDなどがきれいに収納できており、まだ若干の余裕も残している。

システムキッチン背面の、収納
-左:食器類、中:CD、DVD、右:薬品、非常用グッズ-

このオリジナル・システムキッチンの背面収納は、ぜひ「標準仕様」にしたほうが良くないですかと再度申し上げた。

出窓下収納(観音開き:六対)
-左から、CD類、~日曜雑貨類~余裕(空)あり~-

出窓下収納には、実は当初A4サイズのファイル類を収めるつもりだったのであるが、現場施工上の限界から高さがA4サイズには少々寸足らずになり、入れることができなかった。ただそれはこちらの想定のハズレであって、クレームではもちろんない。

キッチンうらのパントリーやクローゼット、三カ所ある本棚などの「仕切り板」の枚数については、暫定で発注していたのであったが、実際に収納をしてみて特に不足などはなかった。

キッチンと浴室の境い目にある「入れ子式収納」の使い勝手も良かった。

特にキッチン側のガラス扉は、中に収めた奇麗なガラス食器類のディスプレー効果を生み出しており気に入っている。 

入れ子式収納;キッチン側のガラス扉

唯一「減点」だった洗面室側のトビラ(開く向きが反対だった)は、1ヶ月点検の時間を利用してSK氏が付け直しをしてくれた。

 同 、洗面室側トビラ(付直し後)

 

浴室の乾燥機の運転については、「24時間換気」を出来るだけ付けっぱなしにしておくことが望ましい、とS氏からアドバイス。これから梅雨時を迎えることもあり、大事なポイントになりそうだ。

「間取り」やその使い勝手については、プランニングの段階で十分吟味できていたこともあって、想定通り快適に生活をさせていただいている。

立つと全体が見渡せる「システムキッチン カウンター」、ちょっとした休憩スペースにもなる「出窓下カウンター」(一番上の写真)、それに隠れ家感覚のある「書斎コーナー」(下の写真)・・・、家内と私のそれぞれのお気に入りポイントである。

書斎コーナーと、背面の本棚(余裕あり)
-寝室への扉、閉めた状態-

さらに、回遊性をもたせた「動線」が気に入っている。廊下を通る主動線と、書斎コーナーを使うプライベート動線(下図:赤)。さらにキッチンと洗面室回りにも二つの動線(青)がある。

青:キッチン、洗面所回り2動線と「引戸」

赤:主動線と、プライベート(書斎経由)動線 

先日も息子が3歳になる下の孫(男の子)を連れて遊びに来てくれたのであるが、ぐるぐる回れるこの動線が面白くて、「探検だぁ!」といって何度も家の中を駆け回るのに付き合わされてしまった。

ちなみにキッチンと洗面所回りの動線上にある2カ所の「引戸」が、実は設計上の「難問」でした、とS氏。既製品では収まらないような無理スジのこちらの要求を、結果スッキリとこなしていただいた。感謝である。

コンセント、スイッチ類の配置位置(使い勝手)についても、工事中現場での確認の成果もあり問題なし。

一点確認できていないのは、「床暖房」の状態。

完成時が春で、その後夏、・・・ということなので、冬季の暖房効果確認はその時点がきたところで・・・。

特注で作っていただいた「ピクチャーレール」も重宝している。

廊下の突き当りのピクチャーレールには、義父からいただいた有名画伯の作品を飾った。リビング内、寝室内に飾る「写真パネル」の枚数は、まだ控えめにおさえているが・・・。

 廊下突き当りの「絵画」
-櫻井慶治画伯 作-

 リビング内、ピクチャーレール

 

次は3カ月点検で、カスタマー担当とのバトンタッチとのこと。引続きよろしくお願いします。

またこちらも知り合いにリフォーム検討客がいれば、是非ともご紹介をさせていただきたいと考えている。その際はよろしくお願い致します。

ちなみに問合せたい方に、新築そっくりさんのホームページは、

つづく、次回(その⑮その後・・・)最終回です。