自宅マンション「スケルトンリフォーム」体験記(その⑧解体工事着工、内装工事着工)(付録)令和4年の初詣

自宅マンション「スケルトンリフォーム」体験記(その⑧解体工事着工、内装工事着工)(付録)令和4年の初詣

 

解体工事、着工

12月20日、いよいよ古い内装の解体工事に着工し、数日で完了した。

第1回目の現場打合せ(スケルトン状態の確認)を年末の12月30日に実施した。 

リビング 出窓方向
壁が黄色いのは、吹き付けられた「断熱材」(↓)

パイプシャフト 水回り(バス、トイレ)部分
(上下に貫通している「パイプシャフト」:位置を変えられない)

完全スケルトン状態になった部屋を確認、間仕切りのなくなったガランドウの部屋うちを見た感想は、「え、こんなに狭かったっけ・・・」というのが正直な感じ。

ここに新しい間取りの線引きがなされると、また違った感じになるのだろう。 

天上の「梁」部分
(構造計算上、変更不可能)

工事担当のSK氏から、「壁に吹き付けられていた断熱材(↑)が、薄かったですね」との指摘。なんと現在定められている新築マンションの標準仕様に遠くおよばない厚みしかない!という。

そう言われてみると確かに薄い。「どうりで、冬寒いなあって言っていたのよね」と家内。「つま側住戸だから寒いのは仕方がないんだよ」と私も言っていた。

20年前の仕様ではこれでOKだったのか?それとも期せずして、ゼネコンの手抜き工事を発見してしまったのか?・・・・・・・

それはさておき、この状態で年内は終了、年明けから、待望の内装工事だ!

 

内装工事着工、墨出し会

新年、令和4年1月12日の現場打合せ(第2回目)は「墨出し会」だ。

コンクリートの床の上に、これから施工される新しい間取りのための「間仕切り線」が黒い墨で緻密に引かれてある。

トイレ設置部分、の確認 
-左:SK氏、右:S氏-

システムキッチン設置箇所、の確認

実はマンションの現場には新築時に微妙な施工上の誤差やズレがあるケースが間々あるそうで、図面上 で引かれた間仕切り線が想定通りに現場で収まるか否かをチェックする必要がある、ということなのだそう。

結果は、幸いほぼ想定通りの間仕切り線でいけるというものだった。設計図を書いたS氏としてもこれで一安心ということだ。

確認は平面図だけではなく、立体的に「高さ」の確認も行っていく。それぞれの部位での「天井高」を確認する。特に「梁下」の部分や「排気ダクトの下」となる部分のように、天井が低くなるところを重点に確認。

 

ところで仮住まいの六本木〇〇マンションに入居してみて、一つ気付いたことがあった。細かい話になるのだが、壁際に取り付けられた「ピクチャーレール」がとても便利そうだったことだ。

写真が趣味の私は、旅行先で撮った気に入った写真を、額に入れて壁に飾っていた。ところがこれがいつしか大量になり、壁が画ビョウの穴だらけになって家内の不興を買っていたのだ。そこでリフォーム後はこの「ピクチャーレール」にしようと思ったのだ。

ピクチャーレール(六本木〇〇マンション)
-後付けのため、レールはむき出し-

今回の墨出し会で、ふとこの話を出したところ、SK氏から「今から施工すればピクチャーレールは埋め込み式に出来ますよ」とのこと。これは有難い。

六本木の「ピクチャーレール」は後付けのため、むき出しでごつい感じで目立っていた。オプション工事として早速お願いすることにした。

ほかにも壁際の「カーテンBOX」などは埋め込み式で予定されていた。その応用だ。

 

(付録)令和4年の初詣

令和4年のお正月、初詣は六本木〇〇マンションからほど近い赤坂氷川神社へ。

リフォーム工事の無事な完成をお祈りした。

赤坂氷川神社

 

つづく(次回、その⑨工事現場打合せ(電気、内装、設備))