北欧旅行記 その②(ベルゲンⅡ)

北欧旅行記 その②(ベルゲンⅡ)

平成24年(2012年)8月18日~25

(記録)令和6年(2024年)2月

takachan

19日)朝、すっきりと起床。良く寝た。朝霧の中をカモメが飛んでいる。

美味しいホテルの朝食は、大混雑だ。

今日はベルゲン観光の二日目、あやこさん(石川さん)の案内でスタート

朝霧の、窓辺

First Hotelの、朝食

ベルゲンの街並みを抜けて、先ずはグリーク・ハウスへ向かう。

途中の、ノルウェーの森

ノルウェーを代表する作曲家エドヴァルド・グリークが22年間を過ごしたという白い瀟洒なたたずまいの住宅は、現在は博物館となっている。緑の木立に囲まれたグリーク・ハウスを、丁寧な解説で見て歩く。 

ここには、日本から天皇・皇后両陛下も来られたとか。

眼下のフィヨルドの絶景を見ながら、グリークは作曲をしたのだろうか・・・。

グリーク・ハウス

同 上、応接間

グリークが作曲の時利用した、小屋

同 上からの、フィヨルドの眺望

グリークの銅像
-ネット検索-

ここでグリークが作曲した曲の中から、「ペールギュント」~朝 を、お聞きください。

スマホからでも十分聞けますが、ブルートゥースで飛ばして、スピーカーもしくはイヤホンから高音質でお聞きになることをお勧めします)

www.youtube.com

港エリアにもどって、魚市場を時間をかけてゆっくりと見て回る。

エプロン姿の日本人女性二人に声をかけると、アルバイトで働いている音楽家のたまごだという。思わず「頑張って」と声援をおくる。

魚市場で働く、日本人音楽家のたまご
(左に、干しダラがぶら下がっている)

同 上の、もう一人
(各種チーズ)

美味しそうな魚介類が、ところ狭しと並んでいる。 名物の干しダラもぶら下がっている。じっくりエビなどを焼いてもらって食べたいところだ。

ずらりと並んだ、新鮮な魚介類

同 上

ロブスター

カ ニ

フルーツ

昨日「予習」で訪ねたブリッゲン地区を、今日はハンザ博物館から「解説」付きで回る。

ハンザ博物館

ブリッゲン地区 模式図
-ガイドブックより-

昨日「これはいったい何だろう?」と言っていた広場の大きな「置物」は、木造の「干しダラ」でした。

干しダラのモニュメント
(手前、石川さん)

昨日結構ゆっくり見て、再びじっくりと見学できる、良かった!今日は人出が多い。

観光客であふれる、ブリッゲン地区内

同 上

ベルゲンの繁栄の元となったのは、干しダラだ。それを妬んだのが、ハンザ人すなわちドイツ人だったという。ベルゲンの歴史は、ハンザ人にやられてきた歴史ともいえるのだとか。  

ハンザ人はペスト被害のひどかったノルウェーにつけこんで、小麦をエサに権力を手中にしたのだという。(石川さんの解説:このあたりの事は、ガイドブックには載っていなかった)

対岸から見る、ブリッゲン地区

昼はツアーの皆さんと第一回目のお食事。

ベルゲン鉄道のターミナル駅前の、グランドホテル・テルミナスにて、白ワインで乾杯! カニのスープと牛肉、ジャガイモの料理。なかなかいける。ベルゲン駅の写真もたくさん撮る。

ベルゲン駅、外観

ベルゲン駅、構内

ベルゲン発の列車

グランドホテル・テルミナス

牛肉と、ジャガイモの料理

ところで、ノルウェーは物価が高い消費税25パーセント。ワイン一杯が80クローネ。クローネ15円として、1200円だ。でも、やっぱり飲む!書籍はなぜか無税とのこと。

青空がやっとのぞく。こちらはもう秋、夏休みも今日までとのことだ。ベルゲンはアンカレッジと同緯度、暖流のため不凍港ということだ。

午後からは、バスで「ハダンゲル・フィヨルド」めぐりへ。

つづく、次回その③(ハダンゲル・フィヨルド

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