北欧旅行記 その②(ベルゲンⅡ)
(記録)令和6年(2024年)2月
takachan
(19日)朝、すっきりと起床。良く寝た。朝霧の中をカモメが飛んでいる。
美味しいホテルの朝食は、大混雑だ。
今日はベルゲン観光の二日目、あやこさん(石川さん)の案内でスタート。
ベルゲンの街並みを抜けて、先ずはグリーク・ハウスへ向かう。
ノルウェーを代表する作曲家エドヴァルド・グリークが22年間を過ごしたという白い瀟洒なたたずまいの住宅は、現在は博物館となっている。緑の木立に囲まれたグリーク・ハウスを、丁寧な解説で見て歩く。
ここには、日本から天皇・皇后両陛下も来られたとか。
眼下のフィヨルドの絶景を見ながら、グリークは作曲をしたのだろうか・・・。
ここでグリークが作曲した曲の中から、「ペールギュント」~朝 を、お聞きください。
(スマホからでも十分聞けますが、ブルートゥースで飛ばして、スピーカーもしくはイヤホンから高音質でお聞きになることをお勧めします)
港エリアにもどって、魚市場を時間をかけてゆっくりと見て回る。
エプロン姿の日本人女性二人に声をかけると、アルバイトで働いている音楽家のたまごだという。思わず「頑張って」と声援をおくる。
美味しそうな魚介類が、ところ狭しと並んでいる。 名物の干しダラもぶら下がっている。じっくりエビなどを焼いてもらって食べたいところだ。
昨日「予習」で訪ねたブリッゲン地区を、今日はハンザ博物館から「解説」付きで回る。
昨日「これはいったい何だろう?」と言っていた広場の大きな「置物」は、木造の「干しダラ」でした。
昨日結構ゆっくり見て、再びじっくりと見学できる、良かった!今日は人出が多い。
ベルゲンの繁栄の元となったのは、干しダラだ。それを妬んだのが、ハンザ人すなわちドイツ人だったという。ベルゲンの歴史は、ハンザ人にやられてきた歴史ともいえるのだとか。
ハンザ人はペスト被害のひどかったノルウェーにつけこんで、小麦をエサに権力を手中にしたのだという。(石川さんの解説:このあたりの事は、ガイドブックには載っていなかった)
昼はツアーの皆さんと第一回目のお食事。
ベルゲン鉄道のターミナル駅前の、グランドホテル・テルミナスにて、白ワインで乾杯! カニのスープと牛肉、ジャガイモの料理。なかなかいける。ベルゲン駅の写真もたくさん撮る。
ところで、ノルウェーは物価が高い。消費税25パーセント。ワイン一杯が80クローネ。1クローネ15円として、1200円だ。でも、やっぱり飲む!書籍はなぜか無税とのこと。
青空がやっとのぞく。こちらはもう秋、夏休みも今日までとのことだ。ベルゲンはアンカレッジと同緯度、暖流のため不凍港ということだ。
午後からは、バスで「ハダンゲル・フィヨルド」めぐりへ。
つづく、次回その③(ハダンゲル・フィヨルド)
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