令和3年(2021年)8月23日~25日
記録:令和5年10月
takachan
(25日)今日は先ずホテル祥月の近くにある北条氏の菩提寺「早雲寺」を見学する。
さわやかな早朝の空気の中、静かなたたずまいの伽藍をめぐる。拝観者は、われわれのほかは一組だ。
早雲寺は豊臣秀吉による小田原攻めの際一旦秀吉軍の本陣となったが、有名な石垣山の一夜城が完成すると火を放たれ灰燼に帰した。現在の早雲寺は寛永の時代になって再建されたもの。(境内の案内板より)
早雲寺からは裏山を通るような感覚で、箱根湯本駅まで歩いていく。
途中「サル出没注意」の看板をすぎると、思いがけず箱根町役場の前に出る。(サル🐒に出会ったら、目を合わせたりにらんだりせず、静かに背中を見せずに後ずさりして、、、)
併設の郷土資料館に立ち寄り、古い民具などとともに箱根登山鉄道開業時の貴重な写真などが飾られているのを拝見する。
早川を渡って箱根湯本駅に出る。今日は登山鉄道を利用して「彫刻の森美術館」へ向かう。
バスでももちろん行けるところだが、やはり登山電車には風情がある。スイッチバックを繰り返しながら標高をかせぎ、彫刻の森駅に到着する。
彫刻の森美術館は、1969年の開館。約7haの広大な敷地を活かした野外美術館で、スケールの大きな作品群を観ることができる。
野外彫刻はもちろん、ピカソ館をはじめとする室内展示も充実している。
また、作品の内部に入ったり遊んだりすることができる体験型のアートが多くあるのも特徴のひとつだ。
迫力ある展示内容の充実ぶりに感嘆しながら、ゆっくりと歩いてまわる。
歩きつかれたところで冷房の効いた館内で休憩、グッズショップをぶらつく。お疲れさまでした。
再び登山鉄道に乗車、車窓の景色を楽しみながら箱根湯本へ戻る。
途中宮ノ下を過ぎたところでは、眼下に富士屋ホテルの姿を見る。
箱根湯本から小田急線急行で帰宅。途中、富士山がきれいに見える。
今回の箱根の旅は、充実の「芸術の旅」であった。 また良い旅をしよう。
つづく、次回はその⑥(面白 写真編)
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