中国:上海・蘇州旅行記 その③(上海Ⅲ:上海博物館ほか)

中国:上海・蘇州旅行記  その③(上海Ⅲ:上海博物館ほか)

平成11年(1999年)8月1日~5日

(記録)令和6年(2024年)10月

takachan

(8月2日つづき)

午後からは「上海博物館」を見学する。

上海博物館
-ネット検索-

4000年前の青銅器、翡翠、明代の紫檀家具、などとても見きれない至宝の数々、その一端を拝見した。

*上海博物館:新館建設工事終了後の1996年10月全面オープン。4階建て、総延床面積38,000m2。1階は中国古代青銅器と、古代彫塑館。2階は古代陶磁器。3階は歴代絵画、書法、璽印館。4階は少数民族工芸館、古代玉器館ほかとなっている。

至宝群の中から、ネット検索でその一部を、、、

展示の様子
-ネット検索(以下同様)-

春秋時代晩期の、青銅器

景徳鎮磁器(元時代)

景徳鎮磁器:青花蓮龍文椀(明時代)

黄釉藍班陶三足炉(唐時代)

唐三彩釉陶(唐時代)

翡翠装飾:葡萄(晋時代)

博物館内、吹抜け

紫檀家具:清黒漆描金〇拒式多宝格(清時代)

明黄花梨高面盆架(明時代)

清銀杏木〇人物故事座屏風(清時代)

琴高乗鯉図軸(明時代)

漁荘秋齊図軸(元時代)

土産品コーナーでは「紫砂陶器」の一種と思われる(?)急須を購入。

-ネット検索-

博物館近くの、マンダリンホテル

ホテルへの帰り道に立ち寄った物産店では、メノウ製のバイオリン型ブローチとミニ花瓶を購入。ホテルにもどって一休み。

ホテル客室内のテレビでは、中央電視台の美人アナウンサーによるニュース番組や、中国漫才(?;何を言っているのか分からないが笑える)、子供向けのクイズ番組など・・・。CMの数も結構多い。

イメージ・・・

中国中央電視台(CCCV):李江アナウンサー(2024)
-ネット検索-

李江アナウンサー:吉林省出身、中国北方地方出身の竹を割ったような性格と南国の上品なきめ細やかさを兼ね備えており、 彼女の聡明さと上品さはCCTVでナンバー1と言われている。

夕食は張君の案内で上海駅近くの「上海良安大飯店」へ。ホテルからお店までの道わきは古い住宅街だ。 家の外でハダカで食事をする人々・・・・。

道々、張君に質問をしてみる。

「上海で話されているのは上海語?」

「そうです、上海語は北京語(標準語)、広東語とも異なっていて、それぞれ何を言っているのか通じないことも多いです」

「上海で人気の女性歌手は?」

「それは台湾か香港のスターですね」

「車のナンバープレートについている漢字「沪」の意味は?」

沪」の意味は、河から海への入口(戸)ということで「上海」のことです、そのほか北京のナンバープレートは「京」、蘇州は「蘇」・・・です」

また、張君によると上海は地震がないので、高層ビルはRCで(SRCでなく)何十階も建ってしまうそうだ。日本では考えられないが。高速道路の橋げたも、そういう目で見ると確かに若干細いように見えた。

夕食の上海料理は、豚のアキレス腱の炒め物、トロトロの豚の角煮、〇魚の煮込み(不思議な味だが)・・どれも美味しい!

トロトロ豚の、角煮

でも量が半端なくて食べきれない。というか、中国では少しずつ残すのが礼儀なんだそうだ。

上海良安大飯店にて

ちなみに上海料理では牛肉はあまり使わないそうだ。また名物の上海ガニは旬の時期が10~12月という。

食後、ライトアップされた外灘の夜景の中を散策。 張君のガイド仲間の女性も合流・・、ひょっとして 彼女かな。道路では事故をおこした的士の運転手同士が派手にケンカ中。

外灘の、夜景

ホテルへもどる。張君有難う、お疲れさまでした。

つづく、次回その④(蘇州へ)

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