オーストラリア・メルボルン旅行記 その⑦(セント・キルダ~サウス・ヤラ)

オーストラリア・メルボルン旅行記 その⑦(セント・キルダ~サウス・ヤラ)

令和5年10月30日~11月3日

記録:令和5年12月

(11月2日)

今日はフリータイムの一日だ。ホテルの朝食後、事前にもらったAZ氏からのアドバイスと、地図を参考に出発だ。

朝の、サザンクロス駅前
(7-11前)

ホテル前の7-11でトラム🚊のワンデイチケット (マイキー:10ドル分+手数料6ドル)2枚購入。 サザンクロス駅前からトラム🚊(96番)に乗車、マイキーをタッチする。ピッ!ピッ!

トラム🚊(96番)、サザンクロス駅前

このトラム🚊が今日の最初の目的地、セント・キルダ海岸へ直行(南下)してくれるルートだ。AZ氏のお奨めの最初がこの海岸を歩くコース、駐在した経験者ならではの憩いの空間というところだろうか。

きれいな新車のトラム🚊の乗り心地は、快適そのもの!!郊外へ向けて走るルートのため、だんだんすいてきてゆったりと座席を占領することができる。

途中通過する大きな公園アルバート・パークには、F1🏎️オーストラリア・グランプリが開催されるサーキットがあるそうだ。

アルバート・パーク
サッカー場の芝生が見える-

いよいよセント・キルダの海岸が見えてきて、この辺で降りようかな・・・・・と思っているまに終点のステーションに到着する。所要時間は約20分。

セント・キルダ終点

ターミナルにあるACLAND COURTという小さなショッピングセンターをちらっとのぞいて、ウォーキング前のトイレ休憩。

ACLAND COURT

トラム🚊の線路沿いに商店街を戻って、海岸線を目指す。長屋が連なる感じのローカルな商店街だ。建物の壁には色とりどりの落書きならぬアートが描かれている。どの店もまだ朝の準備中といった様子だ。

トラム🚊の線路沿いの、商店街

朝の開店準備中の、各商店
-壁には「アート」が描かれている-

三つ子ちゃん(双子+1かな?)

かわいい三つ子ちゃん(双子+1かな?)を乗せたベビーカーを押すママさんとすれ違う。海岸の近くには、ルナパークという小さな遊園地がある。さしずめ浅草の花屋敷といった感じ。ここもまだ開園時刻前。

開園前の、ルナパーク

セント・キルダ海岸
スマホGPS

セント・キルダ・ビーチに出る。今日は曇っていて少し肌寒いが風もなく快適だ。180度拡がる広い海岸線の眺め、これは気持ちがいい!カモメがゆったりと飛んでいく。穏やかに寄せてくる波の向こうには、岬の白い灯台。沖合をモーターボートが横切っていく。

セント・キルダ・ビーチ
-見晴らし台から、南方向-

同上、見晴らし台

岬の先端の、白い灯台
-望遠レンズ-

沖をゆく、モーターボート

メルボルン方面
-北方向-

まだ夏前なので人影は少ないが、夏本番ともなれば多くの海水浴客でにぎわうのだろう。のんびりと大きな二匹の犬🐕🐕を連れて散歩をする老人や、ジョギング中の男女とすれちがう。

長-くつづく、白い砂浜
-北方向-

犬と、お散歩

セント・キルダ海岸(地球の歩き方より)ポートフィリップ湾に面した美しいビーチをもつセント・キルダは、メルボルン市民のリゾート地。夏の週末ともなると、ビーチはもちろん海岸通りのエスプラネードで日曜に開かれるサンデーマーケットにも大勢人が集まってにぎわう。メインストリート沿いにはおしゃれな雰囲気のカフェやレストランが数多い。

ここより東へ行くトラム🚊(16番)の線路沿いに、住宅街を歩く。

ほとんどが平屋か二階建ての賃貸アパートが、広い敷地にゆったりと並ぶ住宅地だ。どこも緑や花々の手入れが行き届いていて気持ちの良い景観だ。さりげなく地域の図書館が並んでいる。文化的なレベルの高さも感じさせる。

St.Kilda Galleon Cafe

二階建ての賃貸住宅
-ところどころに、For Rentの看板-

同 上

ST.KILDA 図書館

今度は交差して北上するトラム🚊(78番)に乗車、サウス・ヤラ地区にあるAZ氏推薦のプラーン(Prahran)・マーケットを目指す(Prahranは 発音が難しい;鼻へ抜ける発音だそうだ)

AZ氏作成の地図(黄ラインが設定ルート)
拡大してご覧下さい  🚊96→🚊16→🚊78→

トラム🚊(78番)

地域の教会
-車窓から-

ハイストリート駅で、下車

ハイストリート駅で降りると、一緒に降りた地元の方から何やら言葉をかけられる。そうか下車時のマイキーのタッチ忘れを教えてくれたらしい。まあ、何とかなるだろう・・・。

Chapel St. を、北上

Commercial Rd. との交差点

商店街を抜けて路地を曲がると、そこにプラーン・マーケットがあらわれる。ローカル色あふれるマーケットだ。

プラーン・マーケット

中心市街地にある大きなクイーン・ビクトリア・マーケットに行くのももちろん良いけれど、それよりも地域の生活感があふれるプラーン・マーケットのほうが僕はお勧めだね」というAZ氏の言葉があったのだが、なるほど納得である。

ちびっ子連れのママたちや買い物をたのまれたらしいご主人?たちが、のんびりと買い物を楽しんでいる。

野菜・フルーツの、コーナー

お肉屋さんコーナー

この雰囲気、いいねえ!それにしてもこちらの人たちの服装は、Gパンに半そでの若者がいるかと思えばコートまで着込んだご夫人もいる・・・。季節が春~初夏ということもあるが、なんとも自由な感じだ。

それからビックリしたのは、男性はもちろん若い女性まで肌に入れ墨(タトゥー)をした人がとても多いことだ。日本人の我々からすると、ギョッとするような感覚なのだが・・・(写真はなし)。床屋のとなりの店が、タトゥー屋さんだったりする。

野菜~肉~パン~スパイス~コーヒー~花~ケーキ~お菓子・・・・、様々な店先をのぞいて歩く。食器、家具のコーナーやマッサージ・スペースもある。ちびっ子たちの遊び場や、ちょっとしたイート・スペースも充実している。

マッサージ・コーナー

子どもの遊び場

イート・スペース

我々もそろそろお腹がすいてきたところで、マーケット内のWasshoiと表示のあるスタンドにすわってランチにする。英語で注文しようとすると、日本語でメニューの説明をされる。なるほどワッショイね。ここは日本人スタッフで営業するお店だった。

Wasshoiのカウンター

働く日本人スタッフ

よく見れば清酒のビンも並んでいる。日本食のメニューもあったが、私は照り焼きチキンサンド&ビール🍺、家内は照り焼きビーフバーガー🍔&ゆずジュース🍹。これがなかなか美味しい(ただボリュームが半端ナイ・・・)。飲み物のメニューには、みそ汁もある。やはり日本食は人気があるようだ。

プラーン・マーケットをあとにし、商店街を少し歩きながら道をまがってサウス・ヤラの住宅地にはいってみる・・・

*プラーン・マーケット(地球の歩き方より)・・・1864年開業のメルボルン最古のマーケット。1981年には650万ドルを費やして再開発された。野菜や果物、衣類、化粧品などの店がならふメインマーケットホール、肉や魚を売るホール隣のアーケード、雑貨類を扱うバラエティアーケードがある。

つづく、次回その⑧(メルボルンⅧ:サウス・ヤラ~メルボルン中心街へ)

takachan