磐梯山温泉&川治 旅行記 その①(星の村天文台)

磐梯山温泉&川治 旅行記 その①(星の村天文台

令和6年(2024年)3月28日~30日

takachan

3月28日

今回の旅行は家内と「磐梯山温泉ホテル&界川治」 福島~栃木への「星野リゾート」の旅だ。

東京発やまびこ号にて出発。天気はどうも下り坂らしく、、薄曇り。添乗員はAさん。

東京駅で買った「伊達政宗生誕450周年記念弁当🍱」を早めにいただく。

伊達政宗生誕450周年記念弁当

新白河駅着、雪を被った山々⛰️が遠望される。郡山中央交通🚌アーバスに乗車、運転手はKさん、ガイドはSさん。(若干ご年配のコンビだ)

ツアーメンバーは19名で、シニア夫婦が大半、ほかに母娘、女性二人組、女性一人旅。

Sガイドの解説を聞きながら、旅は進む。     (以下Sガイドさんの話を参考に編集)

小峰城🏯跡」を横目に通過。城跡には三重櫓(やぐら)の天守閣が再現されている。歴代の城主の中には、寛政の改革で有名な「松平定信」がいる。

小峰城の三重櫓
(バス車窓から)

発掘された、小峰城の城壁
(バス車窓より)

小峰城南北朝時代に結城宗広の嫡子親朝(小峰氏を創設)が築いたのが始まり。その後、蒲生家、上杉家、丹羽家、榊原家、本田家、松平家、阿部家と7家21代にわたる白河藩主の居城となった。慶応4年の戊辰戦争で落城した。(白河市HPより)

白河市はH17年に誕生した市で、だるま市が有名。

白河だるま市
-ネット検索-

*白河だるまの意匠は、その制作を推奨した松平定信が、お抱え絵師の谷文晁に考えさせたものと言われている。(ネット検索)

また安珍清姫の昔話でも知られている。安珍という 美形の僧が白河から熊野へ参詣の旅をした。途中の宿の娘 清姫が美形の安珍に一目ぼれして迫ったため、困った安珍が帰りには必ず立ち寄ると口約束をして立ち去った。欺かれたと知った清姫が、その恨みから 大蛇に変身して、、、という怖〜いお話。

高速(東北縦貫自動車道)に入る。田村市滝根(旧 滝根町)の「星の村天文台」を目指す。

今日宿泊予定の「磐梯山温泉♨️ホテル」の周辺は スキー場が多いところとのこと。

「桜🌸前線が今年は遅いようですね」と、Sガイドさん。梅がようやく、、というところか。

続いて高速は阿武隈高原自動車道に入る。「福島空港✈️」が近い。

福島空港(空撮)
-ネット検索-

福島空港 施設内
-ネット検索-

この空港は、標高が「松本空港」についで高いとのこと。コロナ禍もあって便数が減り(JALは撤退) ピンチだったが、台湾から中華航空機が飛んでくるようになって一息ついているところと。たしかに自動車道も心なしか車の台数が少ない感じ。

チャイナエアライン
-ネット検索-

途中の中畑村は元ジャイアンツの中畑清氏の出身地。ちなみに野村沙知代さんは白河市の出身、また須賀川市は特撮で有名な円谷英二監督の出身地だ。

母畑温泉の「八幡屋」は、一時あの「加賀屋」を抜いて人気NO.1になった旅館とのこと。建物設計も加賀屋と同じ設計者に依頼したため、ネットで検索してみると確かに似ている。客の送迎スタイルなどのサービス体制も加賀屋を見習っているとのことだ。

幡屋(母畑温泉)
-ネット検索-

加賀屋は年初に発生した能登の大地震の影響で、営業再開が出来ずに苦しい状況の様だ。加賀屋には、昨年宿泊させていただき、その充実したサービスを体験した我々としては影ながら応援をしたい心境だ。

加賀屋(和倉温泉
-ネット検索-

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平田で高速を降りて国道49号に入る。小野町は、 あの絶世の美女「小野小町」の何ヶ所かある出身地(本当は秋田出身)の一つと。

田村市滝根(旧滝根町)は人口5600人。空気がとても澄んでいて「天体観測」に適するということで、「天文台」がH4に完成。直径65cmの「反射望遠鏡」で、かかったお金は6億円。「プラネタリウム」が併設されている。

星の村天文台

石灰岩の、岩山
天文台の駐車場より撮影)

もともとこの地には「あぶくま鍾乳洞」(S44に石灰岩の採掘中に発見された)があり、このことから町長の発想で「天に星🌟、地に鍾乳洞、人に愛、、2つの宇宙がある」をスローガンに、釜山(石灰岩の山)の上に「星の村天文台」が建設されたとのことだ。

あぶくま鍾乳洞
-ネット検索-

天文台の初代館長は秋山宇宙飛行士。天文台の標高は650m。

スローガン

最初に「プラネタリウム」を見学する。映写される テーマは「~宇宙~その大きさを感じてみよう」

東京でも以前プラネタリウムに行ったことがあるが、やはりわくわくするものがある。

映写前の、プラネタリウム

街のあかりと、見え始めた星

続いて、星の村天文台 大野副館長の解説で天文台の「反射望遠鏡」を見学する。

天文台反射望遠鏡

窓が開いた、反射望遠鏡

「晴れていれば太陽黒点を観ていただけるところですが、、、」曇天で残念。かわりに大きなモニター 画面を使って解説を聞く。

黒点の数は11年周期で変動していて、2025年には最大のピークをむかえるとのこと。ということで来年は「オーロラツアー」がお勧めと。

ただ黒点の増加は磁力線の増加を伴うため、それによる各種リスクもある。GPSなどの通信システムへの影響なども・・・。

太陽の黒点について解説中の、大野副館長

日本各地の「明るさ」を解説中

望遠鏡の、数々

鉄隕石の実物を見せていただく。持ってみると確かに「重い!」太陽系と同じ45億年前に出来た石で、 アメリカのアリゾナ州に5万年前に落下したものだそうだ。日本でも最近(2017-19?)葛飾に落ちていると。階下には隕石で作った刀が展示されている。

隕石で作った刀

東日本大震災では、望遠鏡が台から落ちてしまったが幸いレンズは壊れなかったという。

ネットで誰でも見ることが出来る「宇宙天気予報」を教えていただく。

ついでに、スギ花粉の凄さを映したビデオも。

宇宙船「きぼう」に実際に乗った、のれん

展示コーナー

天文台をあとに、磐越自動車道に入る。

再びバスに乗り込む
(Sガイドと、K運転手)

この付近の三春町は桜🌸の名所だ。特に、滝桜が 有名、日本三大桜の一つだそうだ。

三春の滝桜(13mの巨木)
ネット検索-

三春は伊達政宗に13歳で嫁いだ正室「めご姫」の 出身地でもある。第一子の五郎八(いろは)姫は6人の子供を設けたと。

Sガイドから福島方言の解説。同じ方言でも、エリアで異なるという。「マットまけまし」・・・「モットまけろ」の意など。

目指す磐梯山温泉は、スキーリゾートだ。寒いところという、・・・

つづく、次回その②(磐梯山温泉ホテル)

おまけ、

大野副館長によると、来年はオーロラツアーがお奨めとのこと。そこで旅行会社に勤める知人からいただいたカナダ・イエローストーンのオーロラ(2023.12)を、、

これまでの旅行記も、是非ご覧ください。

1996 シンガポール

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1997 タイ

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2002 イタリア

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2003 韓国

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2004 香港

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2010 トルコ・イスタンブール

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2012 北欧

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2013 スペイン

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2014 ギリシャ

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2019 奥多摩

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2020 東京の酒蔵めぐり

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2021 箱根

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2023 加賀・和倉温泉

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2023 青森

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2023 オーストラリア・メルボルン

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