令和6年(2024年)8月15日~17日
takachan
(8月15日)
メンバーはtakachanの学生時代の同級生一行だ。京都には今まで何度も観光や出張で訪れたことがあるものの「五山送り火」を実際に拝見する機会はなかったのでとても楽しみだ。
「送り火」前日に京都入りし、まずは昼食に京都名物の「湯とうふ」をいただくことに。
京都駅からバスで嵐山の「天龍寺」へ向かう。
バスの車窓から「渡月橋」が見えてきた。お盆ということもあって嵐山は観光客であふれている。インバウンド客の姿も多い。
お昼をいただくのは「天龍寺」の塔頭の一つ「妙智院」の中にある「西山艸堂(せいざんそうどう)」という「湯とうふ」のお店だ。ここは禅寺ならではの閑静な書院づくり。縁側より席に上がる。
*塔頭(たっちゅう):禅宗寺院で祖師や高僧の死後その弟子が師の徳を慕って、大寺、名刹に寄り添って建てた塔や庵などの 少院。やがて禅宗以外の宗派でも類する塔などを建立するようになった。(ウィキペディア)
緑のお庭を眺めながら、禅味風味の精進料理をいただく。その一部をご紹介。
おちついた書院の中でいただく「湯とうふ」は、絹ごしのしっとりとした嵯峨どうふだ。
おなかが落着いたところで天龍寺の境内を散策、法堂の「雲龍図」の見学へ。
「雲龍図」は撮影禁止、ホームページに掲載の写真も著作権で保護されているため、ここでは天龍寺のパンフレット上の写真をご紹介。
*天龍寺雲龍図:天龍寺の建立は1339年。曹洞宗の大本山 永平寺の末寺。後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏によって夢窓国師を開山として建立された。創建以来何度も戦災などによる大火に遭ってきた。現在の天井画(雲龍図)は日本画の大家 加山又造画伯によって描かれたもの。どこから見ても、見る人の方を睨む「八方睨み」の龍として描かれている。(天龍寺パンフレットより)
と、ここでなんと一天にわかにかき曇り、龍の鳴き声ならぬ雷鳴がとどろいた。
アッと思う間もなく、急なにわか雨でドシャ降りになってしまった。実は この日は台風7号が関東方面に 接近中で、はなれている近畿地方も 不安定な天候になっていたようだ。
法堂から天龍寺の庭園へ向かおうとしていたわれわれ一行も、急ぎバスの中へ避難。残念ながら庭園見学を断念、次の目的地へ向かうことに・・・。
*ここで残念ながら見学できなかった天龍寺の庭園を、ネット検索から・・・。
さて次の目的地は、広隆寺。到着した時には、先ほどの雨はすっかり止んで青空になっていた。
広隆寺は推古天皇の時代(603年)に聖徳太子によって建立された山城最古の寺院。
新霊宝殿にある国宝の「弥勒菩薩 半跏思惟像」を 拝見する。薄暗い社殿の中に、各時代の仏像と並んで中ほどに安置されている「半跏思惟像」の存在感に ため息。ここも撮影禁止のため、ネット検索から、
広隆寺の楼門の前には、嵐電が走っている。その光景を写真に撮ろうと待ち構えたのだが、バスの集合時刻までにうまくタイミングが合わず、これもネット検索から、、、
バスの駐車場へ戻る、、
ここからはバスで今日の夕食の場所、貴船の川床料理へ向かう。
これまでの旅行記も、是非ご覧ください。
1996 シンガポール
1997 タイ
2001沖縄
2002 イタリア
2003 韓国
2004 香港
2006マレーシア
2007 カナダ・バンクーバー
2010 トルコ・イスタンブール
2012 北欧
2013 スペイン
2014 ギリシャ
2019 奥多摩
2020 東京の酒蔵めぐり
2021 箱根
2023 加賀・和倉温泉
2023 青森
2023 オーストラリア・メルボルン
2024 磐梯山温泉&川治
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