ベトナム/ダナン・ホイアン・フエ旅行記 その①(ダナン:五行山~ホイアン)
令和6年(2024年)11月19日~24日
記録:令和7年(2025年)1月
takachan
(11月19日)
今年の海外旅行は家内とクラブツーリズムでのベトナム中部(ダナン・ホイアン・フエ)への旅。
ベトナムには仕事での出張を含めて今回で5回目の旅ということで、私もかなりのベトナムファンになっている。ただ過去の訪問先は、いずれもハノイとホーチミンということで中部への旅は今回が初めてだ。 ハノイ、ホーチミンへの旅については、機会を改めてご披露したいと思っている。
自宅を朝5時に出発、新東京国際空港(成田空港) 第一ターミナルに7時集合。顔認証による自動出国 手続きを通過、スピーディだ。出国スタンプを押してくれるサービス窓口がある。
ただ手荷物検査の際、うかつにも何気なく入れておいた便利工具セットを没収されてしまった。小さなナイフが入っていたので没収は当然。厳しいチェックをされていることには逆に安心感も感じる(負け惜しみ)
現地通貨のベトナムドンへの両替を、5040円→600,000ドン(119ドン/円)。現地で両替した方がレートが良いとのことだったが、まあ安心料として少額から。
9時発ベトナム航空VN319便(AIRBUS 321 )にて出発。座席は比較的すいていて日本人とベトナム人ほかが7:3という感じ。白&赤ワイン🍷で乾杯。
読む本は気軽に読める「鬼平犯科帳」(再読)。MDウォークマン(古いね)で例によってオールディーズのサウンド(BEATLES etc)を・・。機内でいただくランチは親子丼、味はまあ普通か。窓の外は一面の雲海☁️だ・・・。
約6時間のフライトでダナン国際空港到着、日本との時差は2時間。
ダナン空港でのイミグレーションは人力によるスタンプ押し。スタンプが記念になる分こちらの方が嬉しい感じ。
集合した今回のツアーメンバーは7名。山形ご出身の熟年の三姉妹(それぞれ既婚者)と、若いカップルが一組に、我々夫婦だ。出迎えてくれた現地ガイドはKA君。元プロサッカー⚽️選手という45歳(ケガで引退とのこと)。
気候はそれほど暑くなく、現在は雨季に入ったばかりで「15分前までスコールでした」とのこと。KA君はプロ選手引退後、数学の先生(大学で数学専攻)をしたというインテリで趣味はギターと。その後日本語の勉強をして現職、という努力家だ。
専用マイクロバスの運転手はKIさん。よろしくお願いします。以降、KA君による解説を中心にこの旅行記を進めていこう。
ダナン空港は1975年までは米軍の空軍基地。2007年に国際空港になったそうだ。
早速観光のスタートだ。今日はバス🚌でダナンからホイアンへ向かうが、その途中に最初の目的地として「五行(ゴギョウ)⛰️山」に寄る。
ダナンは人口120万人、経済状態は良好とのこと。
今日向かうホイアンでは「ブランド品は絶対に買わないでください。1000%偽物です」とKA君。また「果物類も農薬が付いているので買わないでください。それから買い物の時は、財布を見せないように・・・」と。
バスの車内で両替が可能とのことで、1万円を150万ドンに。(150ドン/円)たしかにずっとレートが良い。(0.0067円/ドン)
海岸沿いにはリゾードホテル群、中国はじめ各国資本による開発だ。ただしベトナム人は宿泊することができないのだという。
「五行山⛰️」に到着。ふもとよりエレベーターで上に上がり、さらにそこからは徒歩で山頂を目指す。 道は降った雨でかなり滑る。下にはビーチに連なる リゾートホテル群が見える・・・。
この山は大理石と石灰岩でできている山で、長年の雨水の浸食によって多くの洞窟など複雑な地形が形成されている。
途中、大きな洞窟の中に入ってみる。仏像が安置されているがかつてはベトコンの武器庫としても利用されていたということで、それを知った米軍機による爆撃が集中したのだという。
洞窟の天井から光が入ってくる穴も、実は爆撃による穴。そのため大雨が降ると洞窟の中に50cmくらい水がたまるそうだ。
洞窟を出て先へ進む。ココナツジュースを売っている。美味しそうだが、ここは我慢する。
もう一回り大きな洞窟に入ってみる。
山頂の手前には寺院のお堂、、、
頂上に到着、絶景が拡がる!奇岩が連なる複数の山々(ピークが五つ)。ふもとには民家群。
下山する。登ってくる観光客とすれ違うが、まさに 世界各国からという感じで肌の色から話す言葉まで 様々だ。
*五行山⛰️(英語名マーブル・マウンテン):木火土金水の五行にちなんで名付けられている五つの山。観光客が登るのはその中で一番大きいトゥイーソン(水)山(標高108m)。それ以外は入山禁止。 山腹の洞窟には仏像が安置され、人々の信仰を集めてきた。(地球の歩き方)
雨☂️が降る中ふたたびバス🚌に乗車、ホイアンへ向かう。ゆったりした街並みがつづく。けっして裕福とはいえないが大きめの家々。
三姉妹は70歳代で一番下の妹さんが我々と同じ辰年生まれ。一番上のお姉さんはご主人の会社の工場がベトナムにあったということで、ハノイ、ホーチミンには長年駐在されていたと。
カップルの若者はサッカー⚽️やマラソンをするスポーツマンで、薬品会社勤務。女性は若者の6歳上の「上司」とのことで「彼女ではありません」と。 とても仲が良さそうだが(ホテルでは確かに部屋は別々)。我々の年代からするとちょっと不思議なカップルだ。
ホアイ川の橋を渡って到着したホテルは「ベルアリーナ・ホイアン・リゾート」黄色🟨の壁に、きれいな🟡ランタンが飾られている。
ウェルカムドリンク(レモン🍋グラス水)を! 美味しい!
709号室、入ったとたん「広―い!」
バスルームがカーテン越しなのにビックリ。久しぶりに見た西洋式・・。屋上にもプールがあるとのことで7時〜22時まで。Wi-Fiはパスコードなしで可。
17時半集合、ホテル内のプールサイド・レストランでディナー。
地元ビール🍻で乾杯!!よろしくお願いしまーす。揚げ春巻き〜ベトナム料理のコース、どれも美味しい!
生バンドのBGM🎸に三姉妹の最年少妹さん(辰年)がなんと飛び入り参加。テレサテンの「つぐない」を。なかなかお上手!するとKA君も負けずにアリスの「昴(すばる)」予想しない展開で一気に打ち解けた雰囲気に、、、。
若者カップルはどちらの曲も「知らないです」と。(そうかぁ「孫の世代だもの」と妹さん)
夜のプールサイドのランタンが美しい。ホールには クリスマス🎄ツリーも。
夜は、WiFi利用DAZNでW杯2026年大会(アメリカ/カナダ/メキシコ共催)アジア地区最終予選、 中国1-3日本。日本強い、最終予選通過に王手!
明日からにそなえ、ゆっくり休む。
つづく、次回その➁(ホイアンⅡ:ミーソン遺跡)
おまけ
鬼平犯科帳の一節から、、、
・・・おまさへ、平蔵が釘を刺した。「彦十のことは、お前たち夫婦にまかせたのだぞ。うまくやってくれぬと、彦十を島送りにでもしなくてはならぬ。そこのところを、な。よっく五郎蔵と相談して考えてくれ。おれに、この上のことを言わせるなよ、たのむ、たのんだぞ、おまさ」
おまけー2
三姉妹に敬意を表して、テレサテンの「つぐない」を、、
これまでの旅行記も、是非ご覧ください。
1996 シンガポール
1997 タイ
1999 中国:上海・ 蘇州
2000 台湾
2001 沖縄
2002 イタリア
2003 韓国
2004 香港
2006 マレーシア
2007 カナダ・バンクーバー
2010 トルコ・イスタンブール
2012 北欧
2013 スペイン
2014 ギリシャ
2019 奥多摩
2020 東京の酒蔵めぐり
2021 箱根
2023 加賀・和倉温泉
2023 青森
2023 オーストラリア・メルボルン
2024 磐梯山温泉&川治
2024 京都 五山送り火の旅
2024 四国
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