韓国旅行記 その③(スウォン(水原))

韓国旅行記 その③(スウォン(水原))

平成15年(2003年)8月4日~7

(記録)令和5年(2023年)5月

takachan

(5日)今日はキムさんの案内でソウル近郊の世界遺産めぐりだ。朝食はホテルのレストランでリッチなバイキング、トロピカルムードの素敵なレストランだ。

ソウルヒルトンホテルの、レストラン

同 ホテル、エントランス側

窓の外に見えるのはとなりのキリスト教会、韓国はキリスト教信者が多く次が仏教だそうだ。キムさんは無宗教とのこと。

まず最初はスウォン(水原)市郊外の韓国民俗村へ向かう。高層マンション群を横目にマイクロバスで高速道路をぶっとばす。

キムさん

キムチの壺が並ぶ入口を入ると、昔の民家村が広がっている。李氏朝鮮時代のものが中心とのことだ。当時の質素なくらしぶりが再現されており、薬草をはじめ様々な作物や家畜類も当時のまま、代官所から牢獄まである。

韓国民俗村内の、門

キムチの壺

村の、代官所

農家の様子

「農機具は日本と同じですか?」とキムさん。「同じですね、おそらくここから日本へ伝わったんでしょう・・・」と私。「そうですか、私もいろいろ勉強中です・・・」とキムさん。

水田の稲穂

朝鮮人参の畑

薬草類の畑

馬小屋

絹織物の実演

村の一画にはテレビのロケーション装置がセットされている。イベント用の広場では、ちょうど韓国の民族舞踊が披露されていた。

テレビロケ用のセット

韓国の民族舞踊

民家風の、土産物屋

昼食は石焼ビビンバ、Hiteビールで乾杯!からし味噌がとても良い味だ。チジミ(韓国風お好み焼き)も美味しい。

チジミ
-お店の方が切り分けてくれる-

Hiteビールと、石焼ビビンバ

お店の小さなタンスの中を開けると、花札が入っている。「日本にもありますか?」とお店の方。「そっくりなものが日本にもあります」と私。遊び方はどうするんだろうか?韓国のオイチョカブなんてものもあるのだろうか?

花札発見

つづいてスウォンファソン(水原華城)へ。李朝の王様が一時期ソウルから遷都しようとして城壁だけ完成したところで亡くなってしまい、残されたということだ。

キムさんの先導で城壁の上をめぐって歩く。戦(いくさ)のための構築物だったとはいえ、今となれば周囲の自然の中に溶け込んで美しい景観を作り出している。眼下のスウォン(水原)の街を見下ろせば、いい写真が撮れるスポットがたくさんある。

水原華城の城壁
-正面には、キリスト教会-

同 上

同 上、舞台

同上、城壁から

城壁の一角から、水原市内を望む

しかし暑くなってきた。キムさんが門番の衛兵に何か話して戻って来ると、「三人の写真を撮ってくれますか?と聞いたら、「暑いからイヤです」ですって!」(笑)と、・・・運転手さんが冷たいタオルを用意して待っていてくれる。気持ちいい。

 

つづく、次回その④(ソウルⅢ)