トルコ・イスタンブール旅行記 その②(ブルーモスク、トプカプ宮殿)
平成22年(2010年)8月15日~20日
(記録)令和5年(2023年)1月~2月
takachan
(16日)朝食はホテルのバイキング、おいしくて若干食べ過ぎ気味。
ムサ君の案内で、今日は先ずブルーモスクとトプカプ宮殿へむかう。雲一つない快晴だ。6つのミナレットをもつブルーモスク、正式名称はスルタンアフメト・モスク。世界遺産だ。というよりイスタンブールは歴史地域全体が世界遺産なのだ。
靴を脱いで上がるブルーモスク内は神聖な空間。美しいステンドグラスと青いモザイクタイルの壁。広い境内の中は赤い絨毯でおおわれている。イスラム世界のただなかにいるという感覚を覚える。
続いてトプカプ宮殿へ。かつてのスルタンたちのすまい、内部には家内のお目当ての一つでもある宝石類があやしい光を放ちながら惜し気もなく並べられ、飾られている。スプーンダイヤモンド、エメラルドの宝剣、・・・撮影禁止なのが残念。
スプーンダイヤモンド:見つけた漁師が宝石商にスプーン3本と交換してしまったという逸話。あまりの大きさに、宝石商も本物と見抜けずただの石だと判断、漁師がかわいそうなのでスプーン3本をあげたというのだが・・・。
エメラルドの宝剣:スルタン・マフムード1世が、イランのナーデル・シャーへの贈り物として作らせたもの。イランの政変のため贈られることなく残った・・・。
ハーレムの一角へ。スルタンをかこむ女性たちとともに、スルタンとその家族が暮らした場所だ。かつてのスルタンの栄光と、その秘められた生活にも思いをはせる。黒人宦官たちが暮らした一角も。
・・・海をのぞむバルコニーに出る、美しい!!
・・・しかし暑い!宮殿の外からは軍楽隊の音が聞こえてくる。スルタンの親衛隊、イエニチェリ軍団だ。なんとなく哀愁をおびたような独特の音楽だ・・・。
昼食は海沿いのレストランで外海を見ながら、トルコ料理のドネルケバブ。ビールはエフェス。うまい!・・・
午後からはフリータイムとなる。こうした家族旅行の良さはフリータイムでゆっくりと行きたいところへ行けるところにもあるのだ、・・・ということで我々、今日は金角湾内のクルージングでイスタンブールを海から眺めてみよう、ということになった・・・。
つづく、次回その③(金閣湾クルージング~地下宮殿)